北欧フィンランドらしいキノコのスープをご紹介します!
基礎知識
北欧のフィンランドは、森と湖の国です。
なので森のキノコが豊富で、そのキノコを使ったスープもよく食べます。
フィンランド語の名前は、シエ二ケイット Sienikeitto と言います。
シエ二がキノコ、ケイットがスープという意味で、そのまんまの名称です。
フィンランドの森で採れるキノコがスーパーで手に入ることはないので、
日本で売っているキノコを使って作るしかありません。
しかし特にキノコは種類によって風味が異なるので、
フィンランドと全く同じ味わいになることはないと思います。
そういったことで ” フィンランド風 ” としましたが、
ぜひフィンランド風の、フィンランドらしいキノコスープを楽しんでください。
作り方は簡単だよ♪
レシピ
材料 4人前
- キノコ 200~250g
- 玉ねぎ 中1/2個(150g位) *みじん切り
- 小麦粉 大3(40~50g)
- バター 30g
- 水 800cc
- 粉末(固形)ブイヨン 水の量に合わせて
- 生クリーム 200cc
- 塩 必要に応じて
- 黒コショウ 適量
*キノコはカットするなりばらすなりする。
今回はマッシュルームを使いました。
作り方
① ナベにキノコ・玉ねぎ・バターを入れ、玉ねぎが透き通ってくるまで
弱めの火でよく炒める
② 器に小麦粉と水をおタマ1杯位適当に入れて、
ダマにならないようにホイッパーでよく混ぜ合わせる
③ 残りの水とブイヨン粉と②をナベに入れてよく混ぜ合わせ、火にかける
火にかけている間、時々混ぜ合わせる。
④ コトコトしてきたら、フタをして火を弱めて10分程煮込む
⑤ 生クリームと黒コショウを加え、フタをせずに適度なとろみがつくまで煮て、
必要に応じて塩で味を調えて出来上がり
盛り付けて完成!
ワンポイントアドバイス
水について
生クリームを入れるので水だけで充分ですが、お好みで牛乳にしても良いです。
例えば水と牛乳を半々にするとかもアリです。
キノコについて
私が分かる範囲で言えば、マッシュルームやアンズダケなんかは
フィンランドで使われているキノコです。
日本で作るなら、それ以外にシメジやエリンギ、ちょっと高いですがタモギダケ等を
使っても良いのではないでしょうか。
また、1種類だけでも良いですし、組み合わせても良いと思います。
個人的には、シメジが安くて一番お手軽なんじゃないかなぁと思います。
まぁ、椎茸やエノキは違うかなぁと思いますが、
ご自身のお好きなキノコで ” わが家の ” シエ二ケイットを作ってみて下さい。
その他の材料について
③の煮込む時に、白ワインを加える人もいます。
大さじ2でも4でももっとでも、お好みで加えるのも良いです。
①の炒める時に、ニンニクのみじん切りを加えても良いです。
タイムを少々加えて煮込むのもアリです。
ワンランク上の作り方
材料のキノコを少しだけ取っておいた上で、まずは①~⑤の手順でスープを作ります。
そのスープをミキサーなりブレンダーで混ぜ合わせてクリーミーに仕上げます。
器に入れて、バターソテーした残りのキノコを真ん中に乗せ
パセリのみじん切りをサッと散らせば、レストランの様な仕上がりになります。
最後に
フィンランド風キノコスープ いかがでしたか?
かなり簡単に作れますよね。
キノコなので秋らしさを感じるスープですが、
フィンランドでももちろん一年中食べられます。
クリーミーでコクのあるキノコスープとパンで軽くランチを済ませるも良し、
夜の温かいディナーと共にしても良し、
ぜひおうちでフィンランドらしいスープを味わってみませんか?
キノコの風味・旨みがしっかり出ていて、本当に美味しいです。
ヒュヴァー! Hyvää! フィンランド語で 美味しい!