フランス

アングレーズソース

のぶ

スイーツなら何にでも使える簡単万能ソースです!

基礎知識

かけるも良し、添えるも良し、デザートなら何にでも使えるアングレーズソース。

正しいフランス語では クレーム アングレーズ Crème Anglaise と言います。

”イギリス風のクリーム”という意味です。

フランスのデザートソースなのに、何で”イギリス風の”と言うのでしょうか?

このソースに限らず色々な料理に、”アングレーズ(イギリス風の)”という

言葉が使われます。

それは、単純に煮たり焼いたりするだけのイギリス料理を、料理大国フランスが

小バカにして、簡単に作れるものを”アングレーズ(イギリス風の)”と言うように

なったんです。

つまり、それくらい簡単なデザートソースだという意味です。

材料も作り方も本当に簡単なのですが、注意点もあります。

それではレシピを見てみましょう。

レシピ

材料

  • 卵黄     1個
  • 牛乳     100cc
  • グラニュー糖 18g
  • バニラ    2滴位
    エッセンス

作り方

① グラニュー糖と卵黄をボールに入れる。

  ホイッパーで白っぽくなるまで、よく混ぜ合わせる。

② ①に温めた牛乳を、少しずつ加えながら混ぜ合わせる。

③ ②を鍋に移し、弱火で適度なとろみがつくまで
  ヘラで混ぜ合わせながら火を入れる。

  ヘラに付いたソースを指でとった時、上記のように
  一線が残る位がちょうど良いとろみ。

④ 冷たい水で鍋を冷やしながらソースを冷まし、完全に冷めたら
  バニラエッセンスを加え混ぜる。
  ディスペンサーなりタッパーなりに移して、冷蔵庫で冷やす。

ワンポイントアドバイス

*牛乳について

 ②で牛乳を加える際、熱々を一気に加えるとダマになってしまうので、

 慣れないうちは温かい程度のものを混ぜてみてはいかがでしょうか?

 ある程度慣れたら、早く作る為にももっと熱さのある牛乳を①に少しずつ

 混ぜていけば良いでしょう。

*とろみの付け方

 弱火が大切です。火が強いとダマになってしまいます。

 もしダマが出来てしまった場合は、濾せば良いです。

*バニラの風味について

 ガチで本格的に作るなら、バニラビーンズを使います。

 でも、レストランですらバニラエッセンスで作るお店が多いので、

 おうちならバニラエッセンスで本当に充分だと思います。

 もっと言えば、おうちならバニラエッセンス無しでもOKだと思います。

*材料の代替えについて

 牛乳の代わりに、豆乳で作ることもできます。

 グラニュー糖で作るのが鉄板レシピですが、他の砂糖で作ることもできます。

*アングレーズソース(クレーム アングレーズ)の使い方
のぶ

市販のケーキやデザートに使うだけで、ワンランク上の
味と見栄えになります!

上の画像のアングレーズソースは、黒糖と豆乳で作ったものです。
こちらは、バナナにアングレーズソースとココアパウダーをかけたものです。

これらのように市販のケーキなりプリンなりフルーツなり、

デザートなら何でも手軽にランクアップさせられるので、おススメです♪

最後に

僕はパティシエではないし、正直ケーキやデザート作りに興味もないので(笑)

デザート系のものはよく分かりません。

でも、そんな僕ですら仕事でアングレーズソースくらいは作ってきました。

それだけ基本中の基本のデザートソースということです。

おうちでもめちゃめちゃ簡単に作れ、味も見た目もデザートをワンランクアップして

くれるので、本当におススメです。

僕よりも皆さんのほうがバエるものを作れると思うので、

ぜひ作ってみて下さい。