アスパラガスのフランドル風

基礎知識

アスパラガスのフランドル風とは、ベルギー北部・西部を中心とした

フランドル地方のアスパラガス料理です。

フランドルはフランス語で、英語読みだとフランダースです。

フランダースと言えば、多くの方がピンときますよね。

そう、”フランダースの犬”です。

今回は、フランダースの犬の舞台となった地方のアスパラガス料理を

ご紹介します。

本来は、たいてい白アスパラガスを使いますが、

現地でもグリーンアスパラガスも普通に使います。

なので今回は、日本で手に入りやすいグリーンアスパラガスでご紹介します。

ちなみに、白アスパラガスの水煮ならスーパーに売っていますが、

味も食感も異なるので使わない方が良いと思います。

それではレシピを見てみましょう。

レシピ

材料

• グリーン　　　５～６本
  アスパラガス
• ゆで卵　　　　１個
• バター　　　　４０ｇ
• パセリ　　　　適量
• レモン汁　　　小さじ１
  

作り方

①　ゆで卵を作り、冷ましてみじん切りにする。
　　パセリもみじん切りにする。

　　ゆで卵・パセリ・バターを準備する。

②　アスパラガスの皮をむき、塩水で茹でる。

③　バターを溶かし、泡立ってきたらゆで卵・パセリ・レモン汁を加えて
　　混ぜ合わせ、塩・コショウで味を整える。
　　＊バターは無塩でも有塩でもよいですが、塩加減は調整してください。

④　②を皿に並べ、③をかけて出来上がり。

ワンポイントアドバイス

アスパラガスについて

• アスパラガスは、出来るだけ太いものの方がおいしいです。
• アスパラガスはまな板の上で転がしながらやると、皮がむきやすいです。
• 下１ｃｍ位をカットして捨てる。
• ゆでる際の塩加減は、スープとして飲んだ時にちょうど良い位にする。
• 茹で時間は太さによって異なるので、一概には言えないです。
  ただ、結構短時間でゆで上がります。
  包丁がスッと刺さるくらい。
• 温かい料理なので、アスパラガスは水で冷やさないでください。
  　

最後に

このアスパラガスを使ったベルギー風の前菜料理ですが、正式名称はフランス語で

アスペルジュ ア ラ フラマンド (Asperges à la flamande )と言います。

簡単に作れて、オシャレで、なおかつおいしいです。

ビールやワインのお供としても合います。

また、ゆで卵ソースを多めに作って、バゲットに乗せて食べるのも

とてもおススメです！

ベルギー料理なんて知らないという方が多いと思いますが、

ベルギーは一人当たりのレストラン数世界一の隠れた美食の国なんです。

是非、そんなベルギーの料理もご自身のレパートリーに加えて頂きたいと思います。