本場四川の回鍋肉とは?
広大な中国には、多くの地域・地方料理があります。
その中で特にメジャーなのが、中国四大料理です。
四大料理とは、北京料理・上海料理・広東料理、そしてこの四川省の四川料理です。
この四川料理には、麻婆豆腐・青椒肉絲(チンジャオロースー)・
棒棒鶏(バンバンジー)・担々麺などがあります。
実は回鍋肉(ホイコーロー)も四川料理なんです。
四川料理って、日本人にも馴染みのある料理が多いネ。
このホイコーロー、お店や家庭で召し上がると思いますが、どんなですか?
長ネギやピーマンも入っていたりしますが、
絶対的に外せないのは、豚肉とキャベツですよね。
豚肉とキャベツ、これが私達日本人のイメージするザ・ホイコーローだと思います。
でも本場四川のホイコーローは、キャベツではありません。
ナント芽ニンニク(より正確に言えば、葉ニンニク)なんです。
なのでいつものキャベツをニンニクの芽にするだけで、本場四川感が出ます。
市販品を使って回鍋肉を作ろう!
市販のホイコーローと言えば、味の素のクックドゥのものが有名ですよね。
これ、ハッキリ言って美味しいです!
使わない手はないよね♪
基本材料は、豚バラ肉・ニンニクの芽・長ネギです。
豚バラ肉
豚バラ肉は、本当は皮付きの豚バラブロックを使うのですが、
スーパーにそんなものは売っていないので、普通の豚バラブロックで良いです。
ただのお湯を沸騰させて、豚バラブロックを表面が揺れる位の火加減で下茹でします。
500g位のもので、40分位で良いでしょう。
ちなみに豚バラに塩で下味をつける必要はありません。
ただ茹でるだけです。
それを3~4mm位のノリでスライスします。
茹でると固くなっちゃうんじゃないかと心配する方もいらっしゃると思います。
でも生肉をそのまま焼いたものよりも、プルンとして柔らかく仕上がります。
今ご紹介したように、豚バラブロックを使うのが本場四川のスタイルです。
しかし豚バラスライスや豚小間切れを使って作った方が簡単だし、
お財布に優しいので、それはそれでOKだと思います。
ただ一度茹でた豚バラブロックをスライスして作ると、
今までのホイコーローって何だったの?というくらいの違いを感じると思います。
いつものホイコーローだとある意味キャベツを食べてる感がありますが、
こちらは肉を食べてる感があります。
それは量の問題ではなく、豚バラ肉の厚み、そして茹でていることによる
プルンとした食感、更には豚バラ肉ならではの脂身の旨さがあるからなんだと思います。
もし出来ることなら、下茹でした豚バラブロックで作ることを
おススメします!♪
ニンニクの芽・長ネギ
ニンニクの芽は出来れば葉ニンニクの方がベターなのですが、
そんなものその辺に売ってないので、ニンニクの芽で充分OKです。
5mm位の長さでカットします。
長ネギは、普通に斜め切りにします。
あとはこれをクックドゥの記載に従って調理するだけです。
もし本場四川風にバッチリ辛くしたければ、種を取って斜め切りにした
青唐辛子を一緒に炒めれば良いです。
普段入れてるピーマンは見た目的に青唐辛子の代わりに入れてるので、
ピーマンを入れる必要はありません。
あくまでも基本は、豚バラ肉・ニンニクの芽・長ネギです。
とにかく本場感を出す最大のポイントは、
キャベツをニンニクの芽にすることです。
ニンニクの芽はどこのスーパーでも売っているので、楽勝です!
最後に
普段食べているホイコーローが日本風だったことが分かれば、
これだけで市販品を使って簡単に本場四川省に行った気になれます。
中国四川省の食堂で、ホイコーローとご飯を食べますか?
それともちょっとしたレストランで、ホイコーローをつまみにビールでも飲みますか?
おうちでどちらの気分を味わうかは、あなた次第です!
あ~、旅行に行きたくなってきた~!♪