韓国

チャンチグクス

韓国風にゅう麵をご紹介します!

基礎知識

チャンチグクスは、言ってみれば韓国版にゅう麵です。

本来はお祝いの席で食べられるものなのですが、

食堂や家庭でも普通に食べられている麵料理です。

汁は、通常煮干し(韓国語でミョルチと言います)ダシを使います。

牛ダシや鶏ダシのチャンチグクスもあるそうですが、

多くの韓国人は、煮干しダシのチャンチグクスしか

食べたことがないそうです。

韓国料理は赤くて辛いイメージがありますが、

全く辛くない料理もたくさんあります。

その一つがチャンチグクスです。

おうちでめちゃめちゃ簡単に作れるレシピをご紹介しようと思います。

レシピ

材料

  • そうめん    人数分
  • 人参      人数に合わせて適量
  • ズッキーニ   〃
  • 韓国のり    〃
  • 溶き卵     2~3人前で1個で充分です
  • 煮干しダシ   適量
  • 昆布ダシ    〃
  • 薄口醬油    〃
  • 塩       少々
  • 砂糖orみりん  〃

* 濃口醤油でも可能ですが、色が付きすぎてしまうので

 出来れば薄口しょうゆにしてください。

* 人参・ズッキーニは棒状に切る

この切り方が定番です。

のぶ

おうちでちゃちゃっと作るわけだから、あまり難しく考えず

食べる量に合わせて適当に用意すればいいんです(^^♪

作り方

① 煮干し&昆布のダシを作る

 人数分のお湯に、顆粒の煮干しと昆布のダシを溶かして作ります。

 煮干しがダシのベースなので、昆布ダシは補強的な感じで入れてください。

 * 本格的に作りたい方は、煮干しと昆布で一からちゃんとダシをとれば良いです。

② 薄口しょうゆ・塩・砂糖orみりんで味を調える

 まず上記のダシ汁に薄口しょうゆを適量入れます。

 適量の感覚は、おでん汁の色加減にする感じです。

 次に、味をみて塩を適量加え、砂糖orみりんも少々加えて

 味加減を調えてください。

③ ②の汁に人参とズッキーニを入れて煮る

 ズッキーニ(orエホバㇰ)は火が入りやすいので、

 人参を先に煮て、後からズッキーニを入れた方が良いです。

④ ③を沸騰させ、溶き卵を加える

 溶き卵を加える際はドバっと入れず、軽く糸を垂らす感じで加えてください。

 また、沸騰させていないと卵がすぐに固まらず

 スープが濁って台無しになってしまうので注意してください。

⑤ 別に茹でておいた素麵と合わせて、ちぎった韓国のりを乗せて出来上がり

ワンポイントアドバイス

ズッキーニについて

本来はエホバㇰという韓国カボチャを使います。

エホバㇰはその辺に売っていないので、代替えとして

同じカボチャの仲間のズッキーニを使えば良いです。

具について

本来はお祝いの席で食べるものだけあって、

人参の赤、エホバㇰの緑、卵の黄色というのが、基本的なパターンです。

韓国のりもたいてい入っています。

それら以外にも、シイタケのスライスや玉ねぎのスライスなんかも

作り方③の人参などと一緒に茹でても良いです。

あと長ネギの小口切りを少し散らすのもアリです。

卵ですが、ちゃんとした盛り付けをするなら錦糸卵にします。

しかしおうちや安い食堂とかなら、先程紹介した汁に溶き卵が

入っているパターンで何の問題もありません。

ダシ汁について

本格的に作る場合は、ちゃんと煮干しと昆布でダシをとります。

その際、玉ねぎとか長ネギの青い部分などの野菜を入れて

ダシ汁に甘み・深みを出します。

でも顆粒ダシで簡単に作る場合は、レシピにあるように

少しの砂糖orみりんで味を調えてあげれば良いです。

ちなみにみりんは日本の調味料ですが、

韓国でもスーパーに売っていて普通に認知されています。

あとこれは邪道になりますが、あえてご紹介します。

東丸うどんスープの素で作れば、さらに簡単にできます。

人参などを煮た時に汁が少し減ってしまうので

水を適量加えて調整してください。

結構いい感じに”なんちゃってチャンチグクス”が楽しめます。

料理に正解・不正解はありません。

気軽に手軽にチャンチグクスを楽しめるのなら、それはそれで良いと思います。

付け合わせについて

付け合わせとしては、キムチとたくあんが大定番です。

チャンチグクスを食べながら、それらをつまむわけですが、

どちらもチャンチグクスとの相性はとても良いです。

前半は麺をすすりながらキムチを口直し的につまんで、

後半はキムチを汁の中に入れて味変させて食べるというのがおススメです。

ただし日本の甘旨キムチは韓国のキムチとは完全に別物なので、

韓国のキムチにしてもらえると嬉しいです。

たくあんに関してですが、日本にはいくつか種類がありますよね。

東京たくあんと表記された真っ黄色でパリッとしたやつが、

韓国のものと全く同じです。

ちなみにオリジナルはもちろん日本です。

カンジャンヤンニョム

チャンチグクスをそのまま食べるのは、ごく普通のことです。

でもカンジャンヤンニョム(ピリ辛醬油ダレ)を加えるという食べ方もあります。

そういうところは、やっぱり韓国ですよね。

一応作り方をご紹介します。

材料
  • 長ネギ(小口切り)
  • 青唐辛子(粗みじん切り)
  • 濃口醬油 
  • おろしにんにく
  • 唐辛子粉(本当は韓国産の唐辛子パウダー)
  • すりごま
  • 砂糖
  • ゴマ油

全て適量。

醤油は、長ネギと青唐辛子が8割位浸かるレベル。

おろしにんにく、唐辛子粉、すりごま、ゴマ油は全て1対1、砂糖のみ1/3の比率。

これらを味をみて全て混ぜ合わせるだけ。

あとはチャンチグクスに適量加えて食べる。

最後に

チャンチグクス、いかがでしたか?

僕は、チャンチグクスは小腹が減った時に簡単に作れるところが好きです。

韓国ドラマでも出てくることがあります。

その時はやっぱりキムチとたくあんが必ずついて出てきます。

のぶ

韓国ドラマを見ながら、チャンチグクスをすすって韓国産キムチをつまめば

より韓国ドラマの世界に入っていけるよ(^^♪

作り方も簡単で、日本人の口にも間違いなく合うので、

ぜひおうちレシピに加えてください。

のぶ

チンチャマシッタ! マジ美味い!