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韓国探訪 ~韓国の日本食~

2025年ですが、韓国では日本食のお店が増えたと言われています。

それで、実際の状況、また味はどうなのかをチェックする為にソウルに行って来ました。

もちろんお店によって違いがあるのは当たり前なので、

以下のほんのいくつかの事例をもってして、何か断定することは出来ません。

ただ実際に見たり食べたりした僕なりの感想を書かせてもらおうと思います。

のぶ

まずは一品目は、トンカツ!

韓国の ” トンカス ” は、もっと薄くてデミソース的なものがかかった

洋風チックな料理です。

こんな感じ。

でも今は、サクサク衣で部厚い肉の日本風のトンカツを提供するお店が増えています。

そこで、とあるカジュアルな感じの日本食店に入ってみました。

ちなみにあいみょんや髭男などJポップがかかっているお店でした。

注文したトンカツ定食がこちら。

まぁ日本食してますね。

お値段は、9900ウォン(1050円位)。

本来ならご飯はお茶碗に入ってた方が日本食って感じですが、

学生街にあるカジュアルなお店だったので、ちょっとこ洒落たご飯の盛り付けですね。

スプーンが付いていますが、韓国人は汁物はスプーンを使って食べるので

韓国人仕様になっています。

あとお箸とかが縦置きなのも韓国スタイルですね。

逆に、箸が金属製じゃないところは完全に日本を意識していて◎

肝心の味ですが、トンカツは普通に美味しかったです。

豚肉が薄いピンク色になっていたので、火を入れ過ぎないように

意識してやっているのが分かりました。

みそ汁は不味くはないですが、ちょっと日本の味じゃない感じでした。

ちなみにこの店には、こんなメニューもありました。

この店独自の創作料理だと思いますが、食べる勇気はないです(笑)

あと、テープの貼り方が雑(笑)

のぶ

はい、2品目!

お次はカレー専門店に入ってみました。

日本を意識した店内はこんな感じ。

さて、注文です。

メニューはこんな感じです。

まずは、食べたいメニュー、辛さ、トッピングなどを記入します。

カレー専門店らしくていいですね♪

でもって注文したのが、これ!

カツカレーにエビフライをトッピングしました。

お値段は、ジュース付きカツカレーが16300ウォン(1700円位)

エビフライが5000ウォン(500円ちょっと)

さっきのお店のトンカツとも比較したくて、敢えてカツカレーを注文しました。

最初のお店のトンカツはお店で衣付け等してる感じでしたが、

こちらのお店は、冷凍のトンカツを仕入れている感じでした。

でも、この店は他にも店舗が有り、出る数も多くて衣付けを省いて

負担を減らしてるんだろうし、そんなの日本でも普通にあることなので

問題ないと思います。

味も厚みも日本のチェーン店で食べるものと変わらないです。

日本のカレー専門店だとその店独自でスパイスを配合したりとかしますが、

ここは日本のカレールーをベースに辛さやスパイスをプラスしている感じがしました。

なので美味しいですが、食べ慣れた日本の家庭のカレーっぽかったです。

また、日本のお店のポークカレーなら豚ブロックを使うのが普通ですが、

薄切り豚肉を使っているところも家庭っぽさを感じます。

でも韓国でカレーを食べたくなったら、また行きたいお店です♪!

はい、3品目!

外国人にとって日本食と言えば、今やラーメンは外せないですよね。

韓国人にも日本のラーメンは人気があるので、食べてみました。

注文したのは、トンコツラーメン。

お値段は、11000ウォン(1170円位)。

トンコツラーメンと言っても、本場九州の豚骨ラーメンではなく

東京などにもあるトンコツ風ラーメンのことです。

ちなみに右上の白いのは、甘いお餅です。

麺はストレート麺で、麺の硬さは指定できず、最初から少し柔らかめな感じ。

固め好きな僕としては、硬さ指定は出来なくても良いけど、

とりあえず普通の硬さにしてほしかったです。

でも韓国人にとっては、ちょっと柔らかめの方が好まれるのかもしれないですね。

中国に行った時も、どの店も柔らかめの麺だったので

好みがちょっと違うのかもしれないです。

スープは特にまずいとかいうことはなく、普通な感じでした。

ただスープが絡みにくいストレート麺なので、もっと濃い味にした方が良いと思いました。

あと最初からコショウの味が効いてるスープだったので、

お好みで調整出来た方が良かったです。

チャーシューはイメージとしては、

スーパーに売っている真空パックのチャーシューって感じでした。

なのでお店で食べるチャーシューとしては、イマイチでした。

トータルで、少なくともこの店の場合は、

特別不味いわけではなかったですが、

また食べたいラーメンではなかったですね。

ちなみに韓国の金属製箸だと食べにくかったです( ;∀;)

のぶ

はい、次!

ソウル駅に隣接する大きなロッテマートで、寿司を買ってみました。

韓国では、寿司のことを ” チョバㇷ゚ ” と言います。

14990ウォン(1580円位)➡25%引きで11242ウォン(1190円位)
15990ウォン(1700円位)➡40%引きで9594ウォン(1000円位)

画像の他に赤身マグロとタコもありましたが、

マグロの中トロや大トロ・ブリ系・光り物系・軍艦巻き・

赤貝やホッキ貝などの貝類etcはなく、

やはりネタの種類が日本よりも少ない印象でした。

でもまぁ日本でもスーパーではことさら種類が豊富なわけではないので

こんなもんかもしれないですね。

味に関しては、同じスーパーの寿司比較でも日本の方が美味しいと思いますが、

特別不味いとかいうことはなく、これはこれで良いんじゃないかと思いました。

ちなみに夜に行ったのですが、韓国でもこうやって値引きするんですね(^ー^)

のぶ

最後はちょっとだけ居酒屋紹介。

ソウルには日本の居酒屋が増えたようです。

外観は、安さを売りにした日本のチェーン居酒屋って感じですネ。

実際この店もチェーン店です。

中もこんな感じで、日本っぽさは感じられます。

ただ店員さんの ぃらっしゃいませ~!みたいな威勢のいい感じはなく、

韓国らしく暇な時は携帯をいじってる的な感じでした(苦笑い)。

メインビールはサッポロ生で、300mlで4900ウォン(500円ちょっと)。

あとは韓国のカスビール生が、たぶん450mlで1900ウォン(200円位)。

お腹は空いてなかったので、タコ焼きを一品だけ注文しました。

一般的なタコ焼きではなく、ネギ盛りタイプのタコ焼きでした。

これで9000ウォン(950円位)。

タコ焼きの味そのものは、日本で食べるものの方がおいしいなぁと思いました。

その他にはこんなメニューもありました。

最近は鳥貴族も進出したし、こんな風な日本風の居酒屋が人気のようです。

のぶ

番外編。

日本と同じように、韓国にもお弁当屋さんがあります。

ハッキリは分からないけど、お弁当文化って日本から

入ってきたものなんじゃないかと思います。

少なくとも韓国の伝統的なものではないように思います。

メニューもハンバーグ弁当的なものだったりするし、

ビジュアル的にも日本の弁当とあまり変わらないですし・・・

ただメニューのバラエティーは圧倒的に日本の方が豊富ですし、

お値段も日本の方が少し安いので、日本のお弁当屋さんって有難いですよね♪

あと写真を撮るほどでもなかったので撮らなかったですが、

韓国の有名パンチェーン店の卵サンドも食べてみました。

韓国人だけでなく外国人が、日本の卵サンドはメッチャ美味しいと言うので、

今回あえて韓国の卵サンドを食べてみたわけです。

僕個人の答えは、日本の卵サンドの方がガチで美味しいです。

普通に食べていたから気づかなかったけど、

日本の卵サンドの美味しさがはっきりと認識できました!

のぶ

まぁこんな感じで韓国の日本食をチェックしてきました。

好みはそれぞれ違うし、お店によっても違いはあるはずだから

韓国に行く機会があったら、敢えて日本食を一品くらい

食べ比べてみるのも良いんじゃないでしょうか♪