フランス

バスク風チキンのトマト煮(プーレ バスケーズ)

フランス・バスク地方のチキンのトマト煮込みです!

基礎知識

バスク地方はフランス南西部からスペインにまたがる地域で、美食で有名です。

そのバスク地方のチキンのトマト煮込みを、

フランス語で プーレ バスケーズ Poulet Basquaise と言います。

お店でも食べられますが、いわゆる高級フレンチではなく家庭的な料理なので、

作り方はとても簡単です。

食材も安価で手に入りますので、ぜひおうちで作ってみて下さい。

フランス・バスク地方の中心都市バイヨンヌの街並み

レシピ

材料  2~3人前

  • 手羽元        10本
  • 玉ねぎ        大1/4
  • パプリカ(赤・黄色) 各1個
  • トマト缶(400g) 1缶
  • ニンニク       2かけ
  • チキンブイヨン    150~200ml
  • ローリエ       大1枚 *ベイリーブスとも言う
  • タイム        適量
  • オリーブオイル    大4(60ml)
  • 塩・コショウ     適量

タイムは無くても大丈夫ですが、入れた方がいつもと違う感があって良いと思います。

フレッシュタイムでも粉末タイムでもどちらでもいいです。

チキンブイヨンは、粉末(固形)のやつで作る。

のぶ

分量は1つの目安なので、適当に変えて作ってください。

ただオリーブオイルは、このくらい多めの方が美味しく仕上がります。

作り方

① チキンと野菜の下準備

 チキンに塩・コショウする。

 野菜をカットする。

もちろんカットの仕方は自由です。

② チキンに焼き色をつける

 フライパン(or ナベ)にオリーブオイルを大1入れ、

 チキンの表面に焼き色を付け、一旦取り出しておく。

のぶ

これだけで美味しそう♪

③ 同じフライパンで野菜を炒めて、トマト缶を加える

 オリーブオイルを大3加え、ニンニク・玉ねぎ・パプリカを加え

 玉ねぎが透き通ってくるまで炒める。

 そこにトマト缶を加え、コトコトしてきたらそのまま15分煮込む。

④ チキン・ブイヨン・ローリエ・タイムを加えて煮込む

 ③にチキン・ブイヨン・ローリエ・タイムを加えひと混ぜして

 フタをして15分煮込む。

のぶ

皿にたまったチキンの汁も入れてね♪

15分コトコト煮込んで、塩・コショウで味を調えて出来上がり。

 盛り付けて完成!

プーレ バスケーズのライス添え 
プーレ バスケーズ エ リ Poulet basquaise et riz

ワンポイントアドバイス

チキン

今回は手羽元を使いましたが、普通の鶏もも肉をカットして使っても良いです。

ただ骨付きの方がより美味しく仕上がりますし、手羽元は安いので僕は手羽元を使います。

本場フランスのレシピだと、骨付きチキンレッグも良く見ます。

大きすぎるなら、関節の所で切断して使えば良いです。

また、チキンに塩・コショウした後に小麦粉をまぶして焼くと、

仕上がりのソースによりとろみが付きます。

トマト

トマト缶を使うのが一番簡単だし、安上がりだと思います。

トマト缶の代わりに、生のトマトを使っても大丈夫です。

生トマトを使うと、よりサッパリとしてフレッシュな仕上がりになります。

トマトの湯むき トマトの湯むきは、皮の食感を取り除きたい時に行ないます。 やり方はとても簡単です。 手順 ① ヘタをくり抜く...

チキンブイヨン

面倒くさかったら、④の時に水と粉末ブイヨンを少々加えちゃえば良いです。

最後に

いかがでしたか?

材料も作り方も簡単ですよね。

出来たても美味しいですが、カレーと同じように残りを冷蔵庫保存し、

翌日以降に食べてもとても美味しいです。

ゴハンとの相性も良く、ワンプレートにして食べるのが外国っぽくて良いですよね。

ランチでもディナーでもバッチリはまるので、ぜひおうちで作ってみてください。

のぶ

おうちの定番レシピにしてもらえると嬉しいです!

セ ボン!