北欧

サーモンの塩漬け ~スウェーデン~

生魚を食べる日本人には打ってつけ!

スウェーデン流のサーモンの食べ方をご紹介!

スウェーデンのストックホルム

基礎知識

サーモンと言えば北欧をイメージされる方も多いと思います。

そんな北欧のスウェーデンでは、サーモンは火を入れて食べる以外に、

塩漬けにして生のまま食べたりもします。

その塩漬けサーモンのことを、グラヴラックス Gravlax と言います。

このグラヴラックスは、起源がスウェーデンなので

スウェーデン料理としてご紹介しました。

でも他の北欧諸国でも人気があります。

グラヴラックスは、スライスして前菜的な感じで食されます。

作り方はとても簡単です。

当然私達日本人の口にも合いますので、ぜひおうちで作ってみて下さい。

レシピ

材料

  • 生食用のサーモン   ペーパータオルで余計な水分を拭き取る
  • 塩    *サーモンの重さの15%のg数
  • 砂糖   *同上
  • コショウ  適量
  • ディール  適量(マリネ用と提供時の振りかけ用の両方)

作り方

① 塩・砂糖・コショウ・ディールを混ぜ合わせる

② サーモンを①でマリネする

 ラップを大きめに敷き、①の半量をサーモンの大きさ位に均等に敷く。

 その上にサーモンを乗せる

 さらにその上から残りの①をかける。

 最後にラップで包む。

③ 冷蔵庫で半日から1日寝かせる

④ ③を水でサッとすすぎ、ペーパータオルで水気を拭き取り、スライスして出来上がり

提供の仕方

この塩漬けサーモンのスライスを、お好みで自由に召し上がれば良いです。

ちょっとした提供例を挙げておきます。

オレンジ・赤玉ねぎ・ケッパー・ディールを散らし、

EXヴァージンオリーブオイルをかけました。

もっとシンプルに、サーモンにディールを散らすだけでも良いと思います。

クラッカーにサワークリームを塗り、その上にサーモンとディールを乗せました。

その他にも、サラダに乗せたりサンドイッチにしたりして食べるのも良いと思います。

のぶ

食べ方は色々ですので、ご自身のお好みや発想で

グラヴラックスを楽しんでください!

ワンポイントアドバイス

漬け込み時間について

本来は24~48時間位好みに応じて漬け込みます。

しかしそれは大きな半身レベルの皮付きサーモンを使っているからです。

日本では刺身用のサーモンが、少量で販売されているのが普通です。

なので12~24時間位を好みに応じて漬け込めば良いと思います。

漬け込み材料について

塩・砂糖・コショウ・ディールが基本です。

しかし人によっては、そこにレモンやオレンジの皮を擦ったものを混ぜる人もいます。

また、サーモンの身にウォッカなどを適量振りかけてから漬け込む人もいます。

今回のレシピでは、粗く刻んだディールを塩や砂糖などに混ぜるやり方をご紹介しました。

しかし塩・砂糖・コショウの混合物をサーモンにまぶしてから

ディールを枝ごと乗せてラップするというやり方もあります。

コショウについて

コショウは白コショウを使う人が多いですが、

黒コショウを使う人もいますのでどちらでも良いです。

また、ホールのコショウを潰してやった方が風味は付きやすいですが、

なければ普通の挽きコショウでも大丈夫です。

最後に

前菜として食べるサーモンで思い浮かぶものとして、スモークサーモンがありますよね。

食べたいなぁと思っても、ほんの数枚入っただけで結構なお値段がして

買うのをためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かといって家でスモークサーモンを作るのは難しいです。

ですが、今回のグラヴラックスならお家で簡単に作れます。

もちろんサーモンはそれなりのお値段はしますが、

市販のスモークサーモンより圧倒的に安く楽しむことができます。

食事の前菜も良し、お酒のおつまみも良し、お客様のおもてなしも良し、

ぜひ北欧の味グラヴラックスをおうちで味わってください。

のぶ

ゴッツ! Gott! スウェーデン語で 美味しい!