海外料理&レシピ

ブイヨンの取り方

様々な料理やスープのベースとなるブイヨンの取り方をご紹介します!

最初に

過程で洋風の料理やスープを作る時には、顆粒やキューブのブイヨンを

使う方がほとんどだと思います。

それが一番手っ取り早いので、忙しい生活の中ではそれで良いと思います。

ただもし時間があるなら、もう少し手間をかけて

料理の味をワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか?

そんな訳で今回は、ブイヨンの取り方をご紹介しようと思います。

鶏ガラからブイヨンを取る方法

材料

  • 鶏ガラ    1羽分
  • 水      2.5~3L
  • 玉ねぎ    中1/2
  • 人参     中1/2
  • セロリ    1/2本
  • 塩      適量
  • ローリエ   1~2枚

* 塩は素材の旨みを引き出す為であって、塩味をつける為ではないので少々で良いです。

* 粒コショウ数粒やニンニク(皮付きのまま)1片を加えても良い

のぶ

洋風ダシを取る上では、玉ねぎ・人参・セロリが一般的な基本野菜です。

お店だとパセリの茎がクズ野菜として出るので、それも入れます。

玉ねぎは縦半分に切ってから、繊維を断ち切るように横に4カット位、

人参は斜めに適当にカット、セロリも適当にカットします。

皮はついたままで良いです。

作り方

① 鶏ガラを解凍し、内臓のカスや汚れをきれいに洗い流す

② ナベに鶏ガラと水を入れ、強火で沸騰させアクを取り除く

のぶ

必ず水から火にかけてね。

鶏ガラでも魚のアラでも同じだよ。

③ 残りの材料を全て入れ、沸騰しない程度の火加減で2~3時間煮る

 途中アクが出てきたら取り除く。

 水が減ってきたら、適当につぎ足す。

④ 漉して出来上がり

のぶ

風味を強めたければ3/4~2/3位まで煮詰めると良いよ♪

ちなみに和風や中華風の鶏ガラダシを取る場合は、材料を鶏ガラ1羽分、水同量、

長ネギの青い部分1本分、ショウガスライス1~2枚、あれば料理酒100cc位にして

同じ手順で作ってください。

既製品のブイヨンをワンランクアップさせる方法

鶏ガラダシを取るのはさすがに面倒、でも既成のブイヨンをお手軽に

ワンランクアップさせたい方におススメします!

材料

  • 顆粒orキューブのブイヨンの素
  • 水    メーカー推奨の分量より少し多め
  • 玉ねぎ  適当
  • 人参   適当
  • セロリ  適当
  • ローリエ 1枚
  • 塩    少々

* あれば粒黒コショウやニンニク

* 野菜の切り方は鶏ガラの時と同じ

お手軽バージョンなので分量は適当で良いし、

例えばセロリが無きゃないでも良いです。

長ネギの青い部分を入れたっていいんです。

のぶ

あんまりキチンとやろうとすると、お手軽でも何でもなくなっちゃうから

あくまでも適当でいいんです!

作り方

① 水に全ての材料を入れ強火にかけ、沸騰したらアクを取り除く

② 火を弱めてコトコトと30分位煮て、野菜の旨みを引き出す

③ 漉してからメーカー推奨の分量に顆粒やキューブのブイヨンの素を溶かして出来上がり

このお手軽バージョンは、要は野菜ブイヨン

(フランス語で ブイヨン ド レギューム)を取ってから

それに既成のブイヨンの素を溶かすということです。

なのでお手軽バージョンだから適当なノリで良いのですが、

あまり野菜が少ないと野菜の旨みが出ないので、

そこだけちょっと意識して頂ければと思います。

最後に

過程で料理を作るのは、現代生活においてはあまり手間暇かけられないのが実情です。

だからこそ手間暇かけるお店の味が、家庭の味とは違うんです。

でも家庭でも出来ることはあります。

なのでたまにはほんのちょっとだけでも手間暇かけて

家庭の味をワンランクアップさせてみるのも良いのではないでしょうか。

のぶ

余ったブイヨンは、冷凍保存しておくと便利だよ♪