豚ヒレ肉　～キノコソース～

基礎知識

豚ヒレ肉の食べ方は色々ありますが、

今回ご紹介するのは豚ヒレ肉のキノコソースです。

フランス語では、フィレ ミニョン ドゥ ポーㇷ オ シャンピニョン

Filet mignon de porc aux champignons とか、

フィレ ミニョン ドゥ ポーㇷ ソース シャンピニョン

Filet mignon de porc sauce champignons などと言います。

シャンピニョンとは、キノコ全般の意味です。

なのでマッシュルーム、シメジ、エリンギ、ヒラタケなど

自分好みのキノコを使って作れば良いです。

ちなみにいわゆるマッシュルームは、

フランス語では　シャンピニョン ドゥ パリ と言います。

ですからマッシュルームで作れば、

フィレ ミニョン ドゥ ポーㇷ オ シャンピニョン ドゥ パリ となります。

いずれにせよ作り方はシンプルですので、ぜひおうちで作ってみてください。

レシピ

材料　　１人前

• 豚ヒレ肉　　　　１８０～２００ｇ
• お好みのキノコ　３０g位
• 玉ねぎ　　　　　中1/８（３０g位）
• 生クリーム　　　５０ｃｃ
• 白ワイン　　　　大２
• 小麦粉　　　　　必要量
• バター　　　　　１０ｇ位
• 塩・コショウ　　適量
• 油　　　　　　　適量

食材のカット

豚ヒレ肉

豚ヒレ肉を1.5cm位の厚みにスライスする

斜めにスライスして版を広くとるようにする

キノコ

お好みの大きさ・形にカットする

今回は厚めにスライスしましたが、串切りでも良いです

玉ねぎ

粗みじんでも、スライスでも良いです

作り方１

①　豚ヒレ肉に塩・コショウし、小麦粉をまぶして、

　　油を敷いた鍋orフライパンで強火で両面に焼き色をつける。

　　一旦、皿に取り出す

②　油を足して、弱めの火で玉ねぎを透き通るまで炒める。

　　キノコを加え、キノコの香りがするまで炒め合わせる。

③　豚ヒレ肉を戻し入れ白ワインを加えて中火にし、グツグツし始めたら

　　フタをして弱火にして３～４分蒸し焼きにする。

こんな感じになります。

④　とろ火にして生クリームとバターを加えて馴染ませ、

　　必要に応じて塩・コショウで味を調える。

　　程よいとろみが付いたら出来上がり。

皿に盛り付けて完成！

今回はご飯を添えましたが、平打ちパスタやショートパスタを添えて

クリームソースに絡めながら食べるのも美味しいです。

作り方２

先程の材料にブイヨン８０ｃｃ位をプラスしてください。

生クリームは３０～４０ｃｃで良いです。

①・②のステップは、作り方１と全く同じです。

③　そこに白ワインを加え、中火で詰める。

④　ブイヨン（水とブイヨン粉）と焼き色を付けておいた豚ヒレ肉を加え、

　　中火でフタをせずに２分程煮込む。

　　肉が全部浸かるわけではないので、途中ひっくり返して下さい。

⑤　仕上げに生クリームを加えて１～２分中火で煮込み、

　　下記の要領でお好みの程良いとろみをつけて出来上がり。

　　必要に応じて塩・コショウで味を調える。

　　

盛り付けて完成！

フランスではインゲンをよく食べます。

インゲンのバターソテーをたっぷり添えるのも、フランスではよくあるパターンです。

インゲンをバター・塩・コショウでソテーし、最後に少量のブイヨン粉で

味を決めてあげると良いです。

作り方１・２共に美味しいフレンチのソースに仕上がります。

作り方１の方がより濃厚で、作り方２の方は濃厚さはありますが、

割とサラッとしたソースに仕上がります。

ワンポイントアドバイス

豚肉について

今回ご紹介したフィレ ミニョン ドゥ ポーㇷは豚ヒレ肉のことです。

でもアレンジとして、豚もも肉・豚ロース・豚肩ロース等他の部位でも美味しく作れます。

ただ豚バラ肉は脂身が多いので、油ギッシュというか、くどくなりすぎるので

赤身肉がおススメです。

オプション

ニンニクやマスタードを加えても美味しいです。

ニンニクのみじん切りやスライスを玉ねぎと一緒に炒めると良いです。

マスタードなら生クリームと一緒に加えると良いです。

ローリエがあるなら使ってもらって大丈夫です。

最後に

豚ヒレ肉を始め、豚の赤身肉ってどうやって食べてますか？

ヒレカツ、トンカツ、照り焼き、味噌漬け焼き、生姜焼き等々和食系ですか？

それともシチューやローストポーク、日本風のピカタ等々洋食系ですか？

色んな食べ方・レシピがありますが、今回ご紹介した本場のフレンチレシピも

おうちレシピに加えてみませんか？

見た目からしてフランス料理してますし、キノコと生クリームの濃厚なソースが

フレンチらしくとても美味しいです。

それでいて作り方は全然難しくないですよね。

今夜のディナーをこの本格フレンチで楽しんでみませんか？

フランス気分になれること間違いなし！