ジャガイモはヨーロッパの料理で、非常によく使います。
なので今回はジャガイモの茹で方を整理しておきます。
ジャガイモを茹でるには、皮付きのまま丸ごと茹でるパターンと
皮をむいてカットしてから茹でるパターンがあるよ。
皮付きのまま丸ごと茹でる
これが基本であり、ジャガイモを美味しく頂くベストな方法です。
① 水洗いしたジャガイモを鍋に入れ、完全にかぶる量の水を注ぎ、中火にかける。
② 沸騰しそうになったら火を弱め、フツフツと沸騰しない程度の状態を維持する。
串がスッと刺さる位になったら、茹で上がり。
目安は火を弱めてから、25分位です。
ジャガイモの大きさにより前後するので、調整してください。
メリット
ジャガイモはゆっくり火を通すことにより、甘み・旨みが引き出されます。
皮付きのまま茹でることにより、甘み・旨み・栄養素が流れ出してしまうのを
防ぐことができます。
なので皮付きのまま丸ごと水から茹でるのが、ベストです。
皮ですが、熱いうちにむいた方がむきやすいです。
熱いのでキッチンペーパーなどを使ってください。
デメリット
ことさらデメリットという程のものではありませんが、時間が余計にかかり、
熱い皮をむく手間がかかります。
でもジャガイモを美味しく頂く為なら、特に問題にはならないでしょう。
切ってから茹でる
① ジャガイモを水洗いし、ピーラーで皮をむいて、
好みの大きさ・形にカットします。
ジャガイモを鍋に入れ、ひたひたになる位の水を入れ、塩も入れます。
塩は少し塩味を感じる位の量です。
② あとは丸ごと茹でる場合と同じです。
カットしたジャガイモの大きさにより異なりますが、
目安は火を弱めてから7~8分です。
メリット
メリットは、何と言っても時間短縮です。
必要な大きさにカットして茹でることにより、
圧倒的に手早く茹で上げることができます。
また、皮をむいてから茹でるので、茹で上がった後の熱々の皮をむく手間が
省けます。
デメリット
皮をむきカットして茹でることにより、ジャガイモの甘み・旨み・栄養素が
流れ出てしまうというデメリットがあります。
もちろん全部ではありませんが・・・
塩を入れて茹でることにより、ある程度甘みや旨みを引き出すことができます。
あと、皮付きのまま茹でた時と比べると、水っぽくなるということもあります。
最後に
皮付き丸ごとであろうが、カットしてであろうが、水から茹でる、
沸騰しそうになったら弱火でじっくり火を通す、これが大切な基本です。
そういう意味で、電子レンジで火を通すやり方はおススメしません。
本当に時間のない人や面倒くさい人には良いのかもしれませんが、
やってみて明らかに美味しくないです。
食べ比べてみれば、雲泥の差です。
急激に短時間で火を通すことにより、ジャガイモの持つ甘みや旨みが
引き出されないからです。
なので僕のサイトでは、電子レンジによるジャガイモ調理は紹介しません。
ジャガイモはヨーロッパの料理では本当によく使うので、
ぜひ美味しく食べて頂きたいです。