お店の本格フレンチをおうちで作ろう!
基礎知識
この若鶏のクリーム煮、フランス語で
フリカッセ ド プーレ
Fricassée de Poulet と言います。
フリカッセとは白い煮込み料理のことで、鶏肉のフリカッセが一番メジャーです。
知らないフランス人は、まずいないでしょう。
ビストロなどでも提供されるフランスの伝統的な家庭料理です。
でもそこはフレンチ、オシャレ感があります。
また、今回ご紹介するレシピ以外にも作り方はあるので、
そちらも合わせてご覧になってください。
おうちで本格フレンチを楽しんでね♪
レシピ
材料 1人前
- 鶏もも肉 1枚
- 玉ねぎ 中1/8
- 白ワイン 大2(30cc)
- 生クリーム 50cc
- 薄力粉 適量
- 塩・コショウ 適量
- バター 適量
- 油 小1/2 *オリーブ油でもサラダ油でもよし
- ローリエ 1枚
* 鶏もも肉は、5等分にカットする。
鶏もも肉1枚が300g台の大きなものなら、
7等分位にすると良いでしょう。
* 玉ねぎは、みじん切りでもスライスでも良し。
* ローリエはなくてもいいですが、入れることでお店っぽい感じになります。
作り方
① 鶏肉に焼き色をつける
鶏肉に塩・コショウで下味をつける。
薄力粉をまぶして、油を敷いた鍋orフライパンで中火で皮目から表面に焼き色をつける。
② 玉ねぎを炒める
鶏肉を一旦取り出し、弱めの火で玉ねぎを透き通るまで炒める。
③ 鶏肉を戻し入れ、白ワインで蒸し焼きにする
鶏肉を戻し入れ、白ワインを加えて中火にし、グツグツしてきたら蓋をして
弱火で蒸し焼きにする。
目安は、4分位。
蓋を外し、水を大1程度加えて底を少しヘラでこそぐようにして混ぜる。
④ 生クリームを加えて、出来上がり
とろ火にして、生クリームとバターを加えて馴染ませ、
必要に応じて塩・コショウで味を調える。
適度なとろみがついたら出来上がり。
皿に盛り付けて完成!
ワンポイントアドバイス
②の過程について
マッシュルーム
マッシュルームを加えると、フリカッセ ド プーレ エ シャンピニョン ドゥ パリ
Fricassée de Poulet et champinigons de Paris となります。
切り方は自由にしてください。
日本ならマッシュルームの代わりに、シメジを入れるのも
アレンジとして良いと思います。
人参
あと人参を加えることもできます。
ただ乱切りにすると火が入りきらないので、小さめのサイコロ状とか
半月切り等が良いでしょう。
人参は入っていないパターンが多いので、
入れるのもアリですよ程度の意味です。
個人的には、入れない方がお店感があると思います。
ニンニク
風味づけに、みじん切りにしたり、スライスしたニンニクを一緒に炒めるのも良いです。
ソースのアレンジ
生クリームを入れた時に、マスタードを適量加えると
マスタード風味のクリームソースに仕上がります。
ディジョンマスタードでも粒マスタードでもお好みで良いです。
また、卵黄を加えるとより濃厚なソースになります。
鶏肉について
鶏もも肉の他に、手羽元もよく使う食材です。
鶏むね肉は使いたければ使って頂いても結構ですが、
ジューシーな鶏もも肉を使うことをおススメします。
付け合わせについて
平打ちパスタを添えて、濃厚なソースに絡めながら頂くととても美味しいです。
おススメだよ♪
また、先程の画像のようにライスを付け合わせるのも良いです。
逆に、付け合わせは何もつけずに、バゲットと一緒に頂くのも良いですね。
最後に
いかがでしたか?
本格的な定番フレンチが、意外と簡単に作れるなぁと思われたんじゃないですか?
今夜は、フリカッセ ド プーレと白ワインで
オシャレなディナーにしてみませんか?
ナイフとフォークを使って、ビストロ気分で味わって頂きたいです♪
贅沢な時間になること間違いなし!
セ デリスィユー! C’est délicieux! とても美味しい!