今回は南仏らしい一皿を作ってみたよ♪
最初に
南フランス・プロヴァンス地方って地中海に面していて
地中海料理の影響を受けています。
なので他のフランスの地域と違って、赤身肉よりも魚介や野菜を
より多くとる傾向にあります。
ということで今回は、白身魚と野菜の、いかにも南仏・プロヴァンスっぽい
一皿を作ってみました。
プロヴァンスの魚料理というと、マルセイユのブイヤベースが有名ですが、
家庭で簡単に作れるものではありません。
今日はそんな手の込んだ料理ではなく、日本の家庭でも簡単に作れる一皿を
お見せしたいと思います。
南仏らしさ
こんな感じです♪
特別名前なんてありません!
単に白身魚と付け合わせ野菜のワンプレートっていうだけです。
これのどこが南仏・プロヴァンスっぽい感じなの?って思いますよね。
一つ目は、白身魚であること。
もちろん赤身肉も食べますけど、やっぱ白身魚ってところが
地中海に面した南仏・プロヴァンスっぽい感じがします。
さらにそれを茹でて食べる、このあっさりでシンプルな食べ方が
南仏・プロヴァンスしてます。
もちろんグリルするのでも良いんです。
白身魚に軽く塩・コショウして、タイムなどのハーブと
オリーブオイルを回しかけてグリルするだけです。
今回はタイを使いましたが、白身魚はお好みで何でも良いです。
二つ目は、アイオリ。
画像右下の黄色いやつです。
北フランスや内陸部だと、白身魚であっても魚料理には
いわゆるソースをかけたり敷いたりします。
でもシンプルにアイオリソースを添えるだけってところが
いかにも南仏・プロヴァンスっぽいポイントです。
バゲットにアイオリをつけて食べるのも、とっても美味しいです。
三つめは、茹で(蒸し)野菜がタップリなところ。
蒸そうが塩茹でしようがお好みで良いです。
ただ、この茹で(蒸し)野菜に、やっぱりアイオリソースをつけて食べる・・・
これが南仏・プロヴァンスらしいところです。
そういう意味で、野菜は炒めるよりも蒸したり茹でたりした方が
アイオリとの相性が良いのでおススメです。
野菜は画像のものの他に、アスパラガス・ズッキーニ・ブロッコリーなど
お好きなもので良いです。
最後に
白身魚と野菜にアイオリをつけて食べる・・・・
このシンプルさが南仏・プロヴァンスの伝統的な食べ方です。
各家庭でごく普通にこのように食べられています。
ディナーで食べるならワインと一緒に楽しんでみてはどうですか?
そのワインも当然白ワインでも良いのですが、
ロゼにするとより南仏らしさがアップしますよ。
他地域のフランス人からしても、ロゼって南仏のイメージがあるそうです。
知り合いのフランス人が言ってました。
フランス料理ってこってりして重たいイメージがあるかもしれませんが、
南仏ではこんなにもシンプルだったりします。
野菜もタップリとれてヘルシーでもあります。
また彩りもとってもいいですよね。
今夜のディナーの参考にしてみてくださいね。
南フランス・プロヴァンスなディナーを楽しんでね♪
サリュ! Salut! じゃあね!