フランスのサラダと言えば、これ!
基礎知識
フランスを代表するサラダと言えば、ニース風サラダとリヨン風サラダが
ツートップですが、今回はニース風サラダをご紹介します。
フランス語では、Salade Niçoise サラド ニソワーズと言います。
ニースは南仏の町なのですが、このニース風サラダ、南仏らしい食材を使った
とてもオシャレでヘルシーなサラダです。
ニース風ではありますが、フランス全土で誰もが食べる超メジャーサラダなんです。
サラダと言うと日本人にとってはサブのイメージですが、このニース風サラダは
完全にメイン料理です。
フランスでは、このサラダとパンがあれば一食完了します。
サラダ好きの方、ダイエットを気にする方、ヘルシー志向の方には
うってつけのオシャレな食事サラダです。
オシャレなだけでなく、栄養バランスがとれ、食べ応えもあり、もちろん
美味しいので、フランスのカフェにでもいる気分で、一皿ガッツリ食べちゃいましょう!
レシピ
材料(マスト食材)
- 葉物野菜
- トマト 大きいものでも、プチトマトでも良し
- ゆで卵
- ツナ
- 種なし黒オリーブ
- アンチョビ
*全てお好みの量で
上記の食材はどのお店・人のレシピにも入っている必須食材です。
これらの食材だけで立派なニース風サラダになります!
その他の食材
フランスでは以下の食材を加えているお店や人もいます。
- 緑パプリカ
無ければ、緑ピーマンでも、赤や黄色のパプリカでも良し - ラディッシュ
- レッドオニオン
- キュウリ
- さやいんげん
- ジャガイモ
- そら豆
ジャガイモが入ると、より食事感が出ますよね(^^)
作り方
材料をお皿に盛る。
後は、ヴィネグレットソースをかけて食べるだけです。
ワンポイントアドバイス
食材の切り方
好きなようにカット、スライスしてください。
ニース風サラダはメインの食事サラダなので、食べ応えのあるように
大きめにカットした方が良いと思います。
黒オリーブは、丸々1個のまま盛り付ける方が多いです。
盛り付け方
具材をバラバラに散らすこのパターンが、ほとんどです。
それぞれの具材をまとめて盛るパターンもあります。
食材
フランスでは、さやいんげんやジャガイモなどの火を通す食材は、
ニース風サラダには使わないという伝統的な考え方もあります。
しかし一般的には、普通に使われています。
また、日本のサラダで良く使うコーンやブロッコリーは、
本場のニース風サラダでは使われていません。
葉物野菜
私たち日本人のイメージするサラダは、明らかに葉物野菜中心のサラダです。
しかしこのニース風サラダは葉物が特別多いわけではなく、むしろ具の部分がメインに
なっています。
だからこそ1品で満腹感が得られ、栄養バランスのとれた食事サラダなんです。
ドレッシング
あくまでもヴィネグレットソースというシンプルなドレッシングで食べるのが
フランス流です。
シンプルだからこそ、食材一つ一つの味を邪魔せずに楽しむことができるんです。
オシャレで、ヘルシーで、食べ応えのあるニース風サラダで、
普段着のフランスを感じてみよう!