スペイン

豚ロース ~ガーリックソース~

スペイン伝統のガーリックポークを作ってみたいですか?

基礎知識

今回ご紹介するガーリックポークは、

ロモ アル アヒージョ Lomo al ajillo と言います。

スペイン南部のアンダルシア地方の料理とされているので、

ロモ アル アヒージョ アンダルースなどとも言われます。

ロモがロース肉という意味です。

スペイン料理と言えば、エビなどをニンニクとオリーブオイルで煮たアヒージョを

思い浮かべる方も多いと思います。

その豚ロースバージョンのようなものが、このロモ アル アヒージョです。

でも普通のアヒージョはおつまみ的な感じですが、これは食事感のあるメイン料理です。

豚ロースをシンプルなガーリックオイルで食べるというのが、

いかにもスペインらしいと思います。

作り方もとても簡単なので、ぜひ作って食べてみてください。

レシピ

材料

  • 豚ロース     1枚 
  • ニンニク     大1かけ
  • 白ワイン     大2~2.5
  • オリーブオイル  小2~大1
  • 塩・コショウ   適量
  • ベイリーブス   1枚 *無くても作れます
被さっている脂の部分は取り除く。
これで大体100gです。

作り方

① フライパンにオリーブオイル・ニンニク・ベイリーブスを入れ、弱火にかける。

  良い色がついてきたら、ひっくり返しもう片面にも火をにかける。

  一旦取り出しておく

のぶ

画像のようにフライパンを斜めにして弱火でやることによって、

しっかりガーリックの風味がつきます。

② 強火にして、焼く直前に塩・コショウした豚ロースを

  盛り付ける時に表にする方から焼く

③ 片面に焼き色がついたらひっくり返して中火に下げ、

  先程のニンニク・ベイリーブス・白ワインを入れる

  フライパンを揺すりながら、アルコールを飛ばしつつ、この位まで詰めたら出来上がり

オリーブオイル小2、白ワイン大2で作ってます。

  

あとは盛り付けて完成!

ワンポイントアドバイス

豚ロースについて

豚ロースはご紹介したように1枚そのまま焼いても良いし、

コロコロと適当にカットしても良いです。

豚ロース2枚分、オリーブオイル大2、白ワイン大5、パプリカ粉適量で作ってます。
仕上げにパセリを振りました。

のぶ

お好みで作ってね♪

ただ生姜焼き用の薄っぺらいものは、不向きです。

スペインのこの料理は豚ロースを使うものなのですが、

アレンジとして豚ヒレ肉で作るのも、良いアイデアだと思います。

ヒレ肉であれば最初から脂身がないので、良いかもしれませんね。

また豚ロースの厚い脂身は取り除くのが、スペインの鉄板レシピです。

分からないですが、オイルソースなのに脂身はくどすぎってことなんでしょうか?

でも個人的に豚の脂身が大好きなので、自分流のレシピとして脂身をつけたままで

作るのもアリはアリだと思います。

ガーリックについて

ニンニクはご紹介したように包丁の面で潰した丸ごとでも良いし、

少し厚みをつけたスライスや粗みじんでも良いです。

その場合は取り出さずに、香りが出てきたら肉を入れて普通に炒めてください。

個人的にはニンニクそのものも美味しいので、丸ごとか厚めのスライスがおススメです。

アクセントについて

適量のパプリカ粉やカイエンペッパー・唐辛子で、

辛み等のアクセントをつけるのも美味しいです。

パプリカ粉を入れるとソースに深みが出る感じで、おススメしたいです。

付け合わせについて

付け合わせはフライドポテトが一番よくあるパターンですが、

茹でジャガイモやそのソテーでも良いです。

もちろん付け合わせ無しの盛り付けでもOKです。

スペイン人は普通パンで食べますが、白ご飯で食べても美味しいです。

ブイヨンについて

今回はより簡単なブイヨン無しのレシピをご紹介しましたが、

白ワインを詰めた後にブイヨン(水とブイヨン粉)を適量入れる人もいます。

最後に

ロモ アル アヒージョ いかがでしたか?

かなり簡単に作れますよね。

メインの一品料理としても良し、ビールなどのお酒のつまみにしても良し、

おうちレシピにすぐに加えられる一品だと思います。

豚ロースそのものも美味しいですが、豚の旨みの出たガーリックオイルを

パンに染み込ませて食べるのがこれまた美味しいんです。

この旨みの出たガーリックオイルを楽しむのが、アヒージョの醍醐味です。

食材も作り方もとてもシンプルなので、ぜひ作って

スペインを感じながら食べてみてください。

のぶ

アスタ ラ プロキシマ! ¡Hasta la próxima! またね!