ジョージア版ジャーマンポテトをご紹介します!
ジャーマンポテトではないけどね(笑)
基礎知識
今回ご紹介するのはジョージア料理で、
オジャフリという名の豚肉とジャガイモの炒め物です。
オジャフリとは、ジョージア語で家族のという意味で、
まさにジョージアの定番家庭料理です。
もちろんお店でも普通に提供されています。
そんなオジャフリには、様々なレシピがあります。
なのでその人の、その家庭の、その店のオジャフリがあるということです。
そんな中でも、ジャガイモ、肉(通常は豚肉)、ニンニク、玉ねぎは、
マストと言ってよいでしょう。
あとパクチーも大抵は加えますが、好き嫌いが分かれるので、
苦手な方は入れなくても大丈夫です。
それではレシピを見てみましょう。
レシピ
材料
- 豚肉ブロック 300g
- ジャガイモ 300g
- 玉ねぎ 中1/2
- パプリカ 中1/2
- ニンニク 4かけ
- パクチー 1束
- ワインビネガー 大1/2
- クミン 小1/2
- カイエンペッパー 少々 (チリペッパーでもOK)
- 塩 4g位
- 黒コショウ 適量
*ニンニクはみじん切りでもスライスでもおろしでも良いです。
*ワインビネガーが無ければ、普通のお酢を使って下さい。
下準備
豚肉マリネ
適当にコロンコロンとカットする
塩・黒コショウ・ニンニク・クミン・カイエンペッパー・ビネガーを加え、混ぜ合わせる
ジャガイモの下茹で
ジャガイモを適当に2~3cm位の感じでカット
適量の塩を入れた水にジャガイモを入れ、中火にかけて8割位に火を通す
玉ねぎ・パプリカ
それぞれ好きなようにカット
パクチー
適当に刻む
作り方パターン1
パターン1は、玉ねぎ・パプリカ・パクチーに火を入れるパターンです。
① フライパンに油を敷き、下茹でしたジャガイモを入れ
塩・コショウして炒めて、別皿に取っておく
② 同じフライパンに再び油を敷き、豚肉マリネを炒める
③ ②に玉ねぎ・パプリカを加えて、炒め合わせる
④ ③に別皿のジャガイモとパクチーを炒め合わせて出来上がり
盛り付け
作り方パターン2
こちらは、玉ねぎ・パプリカ・パクチーを仕上げに生のまま
トッピングするパターンです。
① フライパンに油を敷き、下茹でしたジャガイモを入れ
塩・コショウして炒めて、別皿に取っておく
② 同じフライパンに再び油を敷き、豚肉マリネを炒める
ここまではパターン1と同じです。
③ ②に別皿のジャガイモを加え炒め合わせる
④ 器に盛り、上に玉ねぎ・パプリカ・パクチーを盛って出来上がり
パターン2の場合は、玉ねぎは薄くスライスし水にさらしてください。
パプリカもスライスした方が食べやすいです。
また、火を入れないので玉ねぎもパプリカも
パターン1の半分以下で十分でしょう。
ワンポイントアドバイス
肉について
鶏肉や牛肉でオジャフリを作ることもできます。
しかしあくまでも豚肉で作るのが一般的です。
ジャガイモについて
本来は下茹でせずに、油で揚げて火を通します。
しかし下茹でしてから炒めた方が良い感じで火が通ると思うし、
調理後の面倒な油の処理もないので、
あえて今回のレシピにしました。
ターメリックについて
豚肉を下準備する際に、ターメリックも適量加え混ぜるのも良いです。
レシピ全般について
分かりやすいように野菜を炒めるパターン、
生のままトッピングするパターンとして紹介しました。
ですがオジャフリは、人・家・店によってレシピは本当に様々です。
なので例えば、玉ねぎは炒めるけれどパクチーは生のままトッピングでも良いし
そのまた逆でも良いです。
パプリカを入れていないオジャフリもごく普通にあるので、
入れる入れないは自由です。
材料としては、豚肉・ジャガイモ・玉ねぎはマストで、
パクチーは大抵使われますが、たまにパクチー抜きのオジャフリもあるといった感じです。
これら具材の入れる量は、完全にお好みです。
ご自身のお好みでオジャフリを作ってください。
最後に
ジョージアのジャーマンポテトなんて言われるように、ビールとの相性は良いので
お食事だけでなくビールのおつまみとしても召し上がってください。