トルコの伝統的なヨーグルトソースをご紹介します!
基礎知識
このトルコのヨーグルトソースを、ジャージュクと言います。
トルコでは、特にケバブやキョフテといったスパイシーな肉料理に付けたりします。
水で薄めてスープとして飲むこともします。
とてもメジャーなものなので、ぜひ作ってみてください。
レシピ
材料
- ヨーグルト 170g *1時間位水気を切ったもの
- サワークリーム 30g
- キュウリ 1/2本
- 塩 3~4つまみ
- おろしニンニク 2g(一かけ分)
- EXヴァージン 小さじ2
オリーブオイル - 砂糖 2~3つまみ
- ドライミント 適量(フレッシュミントの場合はみじん切りにする)
分量はあくまでも目安なので、味をみて調整してください。
ヨーグルトについて
普通のプレーンヨーグルトを、ザルとキッチンペーパーで1時間位
余分な水気をある程度切ってから使います。
作り方
① キュウリを小さいサイコロ状にカットする
種を取る取らないは自由です。僕の場合は取り除きます。
② ボウルで、ヨーグルト・サワークリーム・塩・砂糖・
EXヴァージンオリーブオイルをよく混ぜ合わせる
③ ②にキュウリとミントを加え、混ぜ合わせて出来上がり
全てを混ぜ合わせたものを冷蔵庫で一晩寝かせると、味が馴染み、まとまりが出ます。
クミンなどのスパイスでマリネしたチキンソテー・ライス・ジャージュクのワンプレート
ワンポイントアドバイス
サワークリーム
トルコのレシピでは、サワークリームは入れていません。
しかし日本で市販されているヨーグルトは薄い感じなので、サワークリームにより
味の奥行・深み・濃厚さが出せます。
砂糖
砂糖を少量加えることにより、味が落ち着きます。
あくまでも隠し味なので、甘みを出すということではないですよ。
トルコとギリシャのヨーグルトソースの違い
お隣のギリシャにも同じようなヨーグルトソースがあります。
この二つのソースを明確に区別することは難しいです。
なので、ざっくりとした感覚的違いを書きます。
* トルコのジャージュクの方が、ギリシャのものより水分が多い感じです。
* 使うハーブが ミント(特にドライミント)だとトルコっぽい感じで、
フレッシュディールだとギリシャっぽい感じです。
* トルコのレシピではレモン汁は入れなくても良い感じですが、
ギリシャのレシピではレモン汁(もしくはヴィネガー)は、マストって感じです。
最後に
僕はトルコのケバブが好きなのですが、ヨーグルトソースをかけるのがお気に入りです。
スパイシーな肉とヨーグルトソースって、めちゃめちゃ相性が良く美味しいです(^^♪
東京でもケバブ屋さんはたくさんありますが、残念ながらヨーグルトソースを
提供しているお店はほとんど見かけません(全店チェックしたわけではないです)。
今から20年位前に、バリバリのトルコ人がやっていたケバブ屋さんに
通い詰めていたのですが、そのヨーグルトソースが本当に美味しかったです。
もちろん海外でも、ケバブにはヨーグルトソースをかけます。
おうちでケバブを作るのは難しいですが、クミンなどのイスラムな風味のする
スパイスで焼き上げた鶏肉やラム肉にかけて食べてみて下さい。
相性の良さを感じてもらえると思います。
ギュゼル! Guzel! トルコ語で 美味しい!