アメリカにもお袋の味はあります♪
基礎知識
今回ご紹介するのは、チキンヌードルスープ
Chicken noodle soup です。
ネーミングからどんな料理かは、ほぼ察しはつくと思います。
そう、パスタや野菜の入ったチキンスープです。
アメリカではメジャーな定番料理で、
風邪など食欲がない時などに食べるようなアメリカ版お袋の味なんです。
もちろん風邪じゃなくたって、いつでも食べて良い料理です。
キャンベルのスープ缶などスーパーに売っていたりもしますが、
やっぱりお母さんの手作りが一番美味しいでしょう。
作り方はシンプルなので、ぜひ作ってみてください。
レシピ
材料 2人前
- 鶏胸肉 150g
- パスタ 80g
- 玉ねぎ 中1/2
- 人参 中1/2
- セロリ 1/2本
- ニンニク 大1かけ
- 水 900cc
- チキンブイヨンの素 水の量に合わせて適量
- ベイリーブス 大1枚
- タイム 適量(ドライでもフレッシュでも)
- 塩・コショウ 味をみて適量
- 油 適量
一応一つの目安として分量を書きましたが、
自分好みの適当な分量で作れば良いです。
*油はオリーブ油かバターの方がアメリカ感が出ますが、サラダ油でもOKです。
野菜のカット
玉ねぎは適当に四角くカット、人参・セロリもコロコロとした感じでカット

人参は半月切りにする人もいます。細い人参なら輪切りもOK。
ちなみに乱切りは欧米っぽくないです。
ニンニクはみじん切り。面倒臭ければチューブのものでも良し。
作り方
① ナベに油を敷き、玉ねぎ・人参・セロリ・ニンニクを弱めの火で炒め、
野菜の持つ自然な甘みを引き出す

② 水・チキンブイヨンの素・鶏胸肉を入れ、火を強めて沸騰させる

沸騰してきたらアクを取り除いて、ベイリーブスとタイムを加えてコトコト煮る

③ 鶏胸肉に火が入ったら、別皿に取り出す

ナベにはパスタを加え、袋の表記を参考にコトコト煮続ける

④ パスタを煮ている間に、冷めた鶏胸肉を手やフォークを使って食べやすい大きさに裂く

⑤ パスタが好みの硬さに茹であがったら、④の鶏胸肉をナベに戻し入れ、
塩・コショウで味を調えて出来上がり

盛り付けて完成!

パセリは見栄え用に振りかけました
ワンポイントアドバイス
パスタ
平麺のフェトチーネが好きなので、今回はそれを使いました。
ですが自分の好きなパスタを使えば良いです。
らせん状になったフジッリ・マカロニ・スパゲッティ等々
お好みのものや家にあるもの、どのパスタを使ってもOKです。
ハーブ類
ベイリーブスとタイムが割とよく使われますが、他のハーブでも良いです。
オレガノ・ローズマリー・ディール・セージ等お好みのハーブを使って下さい。
何らかのハーブは入れるのが普通ですし、その方が確実に美味しいです。
ちなみにベイリーブスは、洋風の煮込み料理にはとてもよく使うハーブです。
ベイリーブスと何か別のハーブという組み合わせがおススメです。
チキン
作り方①の野菜を炒める前に、軽く塩・コショウした鶏胸肉を強めの火で
表面に焼き色を付けて取り出しておき、それを再び②の野菜を炒めた後に
水などと共に加えるというのもおススメです。
こうしたひと手間を加えると、スープに香ばしさが加わって美味しいです。
でも作り方で紹介したように、そのまま茹でるのが一般的ではあります。
生クリーム
仕上げに生クリームを適量加えて、
クリーミーチキンヌードルスープにすることも出来ます。

お好みでやってみてください。
最後に
いかがでしたか?
作り方はシンプルだし、材料もスーパーにごく普通に売っているものばかりなので
気軽に、かつ安価に作れるメニューだと思います。
風邪など体調のすぐれない時や食欲がない時はもちろん、
調理にあまり時間をかけたくない時や寒い時なんかも
持って来いなメニューじゃないかと思います。
スープと言っても、パスタ・肉・野菜が入っていて
これ自体が栄養バランスのとれた食事になるものです。
なので付け合わせもパンも必要ありません。
ぜひおうちレシピに加えてみてください!
今回ご紹介したようにチキンブイヨンの素を使って作るのが簡単ですが、
もしたっぷり時間があるならチキンのダシをご自身で取って作るのもアリでしょう。
