北欧

ロヒケイット ~フィンランド~

北欧フィンランドのサーモンスープをご紹介します!

冬のフィンランドの街・タンペレ

基礎知識

今回ご紹介するサーモンスープは、フィンランド語で

ロヒケイット Lohikeitto と言います。

ロヒがサーモン、ケイットがスープという意味です。

フィンランドの伝統料理の1つで、家庭でもレストランでも食べられています

美味しいものはいつ食べても良いのですが、

特に寒い冬に食べると心も身体も温まる一品です。

ぜひフィンランドの定番スープを作ってみてください。

レシピ

材料 5~6人前

  • サーモン    300~400g
  • ジャガイモ   450g(中4個) *煮崩れしないタイプのもの
  • 人参      250g(大1本)
  • 玉ねぎ     中1~2個
  • ブイヨン    800ml(水とブイヨン粉)
  • 生クリーム   200ml
  • ディール    適量(多め)
  • バター     30g
  • オールスパイス 5~6粒
  • ローリエ    2枚
  • 塩・コショウ  適量
のぶ

材料リストが多いと大変そうに感じるかもしれないけど、

煮込み料理って実際作るのはとっても簡単だよ♪

*ブイヨン粉は、出来ればフィッシュのブイヨンの素(フュメ ド ポワソン)を

 使うのがベストですが、無ければコンソメ等でも良いです。

*分量はあくまでも一つの目安なので、お好みで調整してください。

 また、3人前位あれば十分という方は、分量を半分にして作れば良いです。

 それでもちゃんと美味しく出来上がります。

下準備

野菜のカット

サーモンのカット
コロンコロンとサイコロ状的にカット。
軽く塩を振っておくとより良いです。

ディール
包丁でカットしても良いし、指で摘まんでも良いです。
結構多めが良いです。

作り方

① 鍋にバターを溶かして、野菜を入れて中火で4分程炒める

② 水・ブイヨン粉・オールスパイス・ローリエを加え、

  野菜が柔らかくなるまでフタをして煮る

アクが出てきたら、取り除く。

③ サーモンと生クリームを加え、弱火でサーモンに火を入れる

のぶ

弱火でやることによって、サーモンが柔らかく仕上がります♪

余熱でやる位のイメージです。

④ 塩・コショウで味を調え、ディールを加えて混ぜ合わせて出来上がり

のぶ

ねっ、簡単でしょ?

あとは盛り付けて完成!

盛り付け後、上からディールを散らしました。

のぶ

具がゴロゴロ入っている感じが、フィンランド人のイメージする

ロヒケイットです

ワンポイントアドバイス

玉ねぎ

フィンランドでは、リーキという太い長ネギみたいのを使います。

もしリーキが手に入れば、小口切りにして使って下さい。

その際、基本的には玉ねぎは使わなくていいです。

あるいは、リーキに味や食感の似た下仁田ネギで代用するのもアリです。

オールスパイス

この為だけに買うのもなぁという方は、無くても大丈夫です。

ただフィンランド人のレシピには、たいてい入っています。

レモン

途中でレモンの汁を加えると、爽やかな酸味が加わり、味変して美味しいです。

のぶ

フィンランド人もお好みでやるよ♪

最後に

サーモンのクリームスープ、ロヒケイット。

クリームスープといっても、とろみはなくサラサラしているので、

口当たりがあっさりしていて、スイスイ行けちゃいます。

また、サーモンとディールの相性はとても良く、

このスープの美味しさの要素の一つとなっています。

具もゴロゴロとたくさん入っているので、付け合わせスープというより

メイン料理的存在感があります。

なのでロヒケイットとパンだけで、一つの食事って感じになります。

老若男女みんなが好きな味だと思うので、

ぜひフィンランドの定番スープ・ロヒケイットをおうちで楽しんでください。

のぶ

ナハダーン! Nähdään! またね!