中欧チェコのおつまみをご紹介します!
基礎知識
チェコは中央ヨーロッパの歴史ある国で、上は首都プラハの画像です。
ヨーロッパらしくて、とても素敵ですね。
そんなチェコは、一人当たりのビール消費量世界一なんです。
今回は、チェコのビールのおつまみでもあり、パンのお供でもある
カマンベールチーズのオイル漬けをご紹介します。
正式名称は、ナクラーダニー ヘルメリーン
nakládaný hermelín と言います。
ナクラーダニーが ”漬け込まれた”という意味で、ヘルメリーンが
”白カビチーズ” つまり”カマンベールチーズ”のことです。
作り方はとても簡単なので、ぜひ作ってみて下さい。
普段食べているカマンベールチーズとは、一味も二味も違う
美味しさを楽しむことができるよ♪
レシピ
材料
- カマンベールチーズ 2p
- 玉ねぎスライス 30g
- 赤パプリカスライス 30g
- ニンニク(スライス) 一かけ
- ディジョンマスタード 5g(ティースプーン1杯)
- パプリカ粉 適量(少し多め)
- 塩・コショウ 適量
- ベイリーブス 2枚
- オールスパイス 適量(ホール)
- オリーブオイル 適量
上記の分量は、一つの目安です。
容器の大きさによって加減してください。
僕は瓶の大きさの関係上、カマンベールを3切れマリネせずに
パクっと食べちゃいました(笑)
作り方
① チーズ以外の材料をボールに入れ、オリーブオイルも少し入れて混ぜ合わせる。
② カマンベールチーズをカットする。
③ 容器に①を少し入れ、その上に②をバラバラに少し入れる。
この繰り返しで全部入れる。
そこにオリーブオイルを満たし入れれば、OKです。
あとは、フタをして常温で2~3日放置したら美味しく仕上がっています。
その後は冷蔵庫保存で結構日持ちします。
ただ、食べる時は一度常温に戻しましょう。
チーズは常温で風味がアップしますし、チーズが柔らかくなるからです。
容器は、やっぱり画像にあるようにガラスのものが
ヨーロッパっぽくて良いと思います♪
画像のやつも、ダイソーで100円で買ってきたものです。
ワンポイントアドバイス
- カマンベールチーズについて
カマンベールはお好きなもので良いのですが、中がトロっとした少しお高いものよりも
普通のものの方が良いと思います。
オイルに漬け込むことによって、チーズが柔らかくなるからです。 - パプリカ粉について
分量は適当で良いのですが、ピリッとしたアクセントを付けたい方は
チリパウダーを入れるのもアリです。 - オールスパイスについて
オールスパイスは、ホールの代わりに粉末でも良いでしょう。
また、オールスパイスがない場合はブラックペッパーのホールや挽いたものでも
良いでしょう。 - オイルについて
ピュアオリーブオイルが一般的なようです。
EXヴァージンオリーブオイルでも良いでしょうが、あえて高いEXヴァージンを
使う必要はないと思います。
ただ、サラダ油はとても安いですが、味も素っ気もないのでおススメしません。
また、常温放置しておくと少し発酵してきてオイルが漏れてきてしまうので、
オイルは満タンにせず少し余裕を持たせて入れてください。
ちなみに、チーズ・オリーブオイル・玉ねぎスライス・ニンニクスライス・
パプリカ粉・スパイス・ハーブだけでマリネしてみたのですが、
特別おススメするほどのものに仕上がらなかったです。
上記のレシピには意味があるんでしょうね。
食べ方
もちろん、そのまま摘まんでビールやワインのおつまみにしても美味しいです。
その他には、
画像にあるように、トーストしたパンにそのまま乗せたり、塗ったりして食べるのも
とても美味しくておススメです!
先ほども書きましたが、漬け込むことによってチーズが柔らかくなり
パンに塗ることができます。
さらにトーストしたパンをオイルに付けて食べるのもアリです。
僕はトーストしたクルミパンで食べました♪
オイルに漬け込んでいると、少し発酵してきて玉ねぎや赤パプリカが
ピクルス的になってくるので、それとカマンベールの組み合わせが
絶妙な美味しさとなります。
ト イェ ドブレー! チェコ語で これ美味しい!
あと、アレンジとしてカマンベール以外に、レッドチェダーやゴーダ等
お好きなチーズをオイル漬けしても良いでしょう。
カマンベールは、もちろんそのまま食べても美味しいです。
でもこうしてチェコ流にマリネすると、そのままとはまた違った美味しさを
楽しむことができるので、ぜひ試してみていただきたいです。