のぶ
焼き方のポイントを知っているだけで、おうちでもお店のステーキを
楽しむことができます。
フランスにおける牛ステーキ
上の画像にある牛ステーキとフライドポテトのワンプレートを、
フランスでは ”ステックフリット steak frites”と言います。
ステックがステーキ、フリットがフライドポテトのことです。
ステックフリットはビストロの定番メニューで、
フランスの国民食の一つと言って良いでしょう。
フライドポテトは画像のように細長いものが一般的ですが、太いものや皮付きのものなどを
付ける店や人もいます。
もちろんステーキの付け合わせは自分の好みで何でも良いのですが、
”ステックフリット”というフランスらしい食べ方でおうちステーキを
堪能してみてはいかがですか?
のぶ
画像にあるように、クレソンを添えるだけで
お店感がアップするよ♪
レシピ
ステーキの焼き方
- フライパンに少し多めの油を入れ、強火で充分に熱する。
その間に牛肉に塩・こしょうする。 - 熱々のフライパンに①の肉を乗せる。
*必ず盛り付けた時に、上になる方から焼く。 - 表面がカリッと焼けて美味しそうな焼き色が付いたら、ひっくり返して
そのまま強火で裏面も焼く。
後の「ステーキの焼き加減について」を参考にしながら、好みの焼き加減に仕上げる。
*1cm位の薄さならそのまま焼けばよいですが、1.5~2cm以上の厚さのものは
フタをして少し蒸し焼きにするようにすると、中までスムーズに火が入りやすいです。
フタをする時間は厚みによっても、仕上がりの焼き加減によっても違うので
一概には言えないです。
例えば2cmの厚さをミディアムで仕上げるなら30~40秒位フタをしてみたら
よいでしょう。
ただ様々な条件・状況によって変わってくるので、自分で調整してください。
上手に焼く為のポイント
- 肉は必ず常温に戻しておく。
冷たいと熱々のフライパンが一気に冷めてしまうし、火の入り方が思い通りにいかなく
なってしまう為。 - ペーパータオルで肉の過剰な水分を拭き取る。
そうすることで表面をカリッと仕上げる。 - 焼く前に筋切りし、安い牛肉ならフォークで全面刺す。
柔らかく食べやすくする為。 - 焼く直前に塩をする。
塩をして時間が経つと、肉の旨みが逃げてしまう為。
ソースをかけない場合は、少し強めに塩をしましょう。 - フライパンを強火で充分に熱する。
ダラダラ焼くと無駄に肉汁が出てしまい、美味しくないステーキになってしまう。
強火で短時間を意識しましょう。 - 普通の油でも良いが、牛脂を使うとワンランク上の味に仕上がる。
スーパーで無料で手に入るので、使うようにしましょう。 - フライパンに肉を乗せたら、動かさない。
表面をカリッと仕上げ、肉汁・旨みを閉じ込める為。 - ステーキが焼き上がったら別皿に移し、アルミホイルなりラップでサッと覆い
5分程放置する。
肉を少し休ませてあげた方が、おいしく食べられます。 - 肉を休ませることにより出てくる肉汁をソースにする。
「ソースについて」を参照。 - 肉の繊維を断ち切るようにカットする。
- 安い牛肉は赤ワインで2~3時間マリネしてから(浸してから)焼くと
柔らかく仕上がります。
ステーキの焼き加減について
- レア:親指と人差し指の先をOKサインする時のように軽くつけた時の
親指の根本の柔らかさ - ミディアムレア:上記を親指と中指に変える
- ミディアム:上記を親指と薬指に変える
- ウェルダン:上記を親指と小指に変える
のぶ
ステーキを焼き上げる際の目安にしよう!
ソースについて
もちろんソースなしで、シンプルに肉の旨みを味わうというのも良いと思います。
ただ、肉を休ませた時に出てくる肉汁がもったいないので、それを活用する方法を
お伝えします。
*簡単ソースの作り方
- フライパンの余分な油を捨てて、赤ワインを適当に入れ中火で三分の一位に詰める。
- 肉を休ませた時に出てくる肉汁・バター適量・コショウを加え、とろみのあるソースに仕上げて出来上がり。
上記に、好みで市販のステーキソースを加えるのもアリです。
単純に市販のステーキソースをそのまま使うより、ワンランク上のソースに仕上がります。
おうちで本格的なステーキなんて無理と思っていませんか?
そんなことはありません。
誰にでも出来ます!
今夜、赤ワインでも傾けながら、おうちをフレンチビストロにしてみませんか?
のぶ
何気ない夕飯を、オシャレなディナーに変えてみよう!