イタリア

カキ(加熱用)のリゾット 

加熱用のカキを使ったリゾットをご紹介します!

最初に

冬と言えばカキ(牡蠣)を思い浮かべる方も多いと思います。

イタリアを始め、ヨーロッパでも海沿いの国では、カキは良く食べられています。

そんなカキを使ったリゾットですが、イタリア語では

リゾット アッレ オストゥリケ risotto alle ostriche と言います。

今回は加熱用のカキを使ったリゾットのレシピをご紹介します。

ぜひおうちで作ってみてください。

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レシピ

材料  1~2人前

  • 加熱用カキ      今回は14粒位使いました
  • 生米         1合(150g)
  • 玉ねぎみじん切り   40g
  • 白ワイン       下処理用・リゾット用それぞれ50ccずつ
  • ブイヨン       600cc 粉末(固形)ブイヨンの素で作る
  • バター        15g
  • パルメザンチーズ   10g
  • イタリアンパセリ   適量  適当に刻む *ルッコラでも美味しいです 
  • EXヴァージン     30cc 
    オリーブオイル

作り方

カキの下処理

 カキに少し多めの塩をかける。

 軽くもみ洗いする。

汚れやぬめりが出ます。

 水で優しく洗う。

水を捨て、もう1度優しく水洗いする。
旨みも無くなっていくので、これ以上洗わなくていいです。

ザルにあける

鍋にカキと白ワインを入れ、中火にかける。

沸騰したらフタをして弱火に落とし、3分蒸し煮する。

それを別皿に取っておく。

リゾット作り

① ブイヨンを作って保温しておく

② 玉ねぎを炒める

 フライパンにオリーブオイルと玉ねぎを入れ、玉ねぎが透き通るまで炒める。

③ 生米を加えて炒める

 生米を加えて、米が透き通るまで炒める。

④ 白ワインを加える

 白ワインを加え、アルコールを飛ばしながら、水分がほぼ無くなるまで炒め合わせる。

⑤ ブイヨンとカキの煮汁を加えて煮る

 ブイヨンは、最初はおタマ2杯分くらい加える。

 上の画像のように汁気がなくなってきてプツプツしだしたら

 ブイヨンをおタマ1杯くらい加えて煮続ける。

 この作業を繰り返す。

 時々、なべ底をヘラでこそぎ、フライパンを揺する。

 最初にブイヨンを入れてフツフツしてから約18分でアルデンテに仕上がります。

 ブイヨンを全て入れる必要はありません。

 最後の方は、調整しながら入れてください。

 通常少し残ります。

➅ 火を止め、カキ・バター・粉チーズ・イタリアンパセリを加え、混ぜ合わせる。

 皿に盛って完成。

のぶ

EXヴァージンオリーブオイルをかけても、美味しいよ♪

ワンポイントアドバイス

生米は決して洗わずに、そのまま炒める

そうすることで米の表面に油膜を作り煮崩れしにくくなり、
リゾットらしいツブツブ感が残ります。

熱いブイヨンを少量ずつ加えていく

冷めたブイヨンを加えると、火の入り方が変わりますし、
余計な粘りも出て美味しく仕上がりません。

ブイヨンを加えてからは、コネコネと混ぜすぎない

時々ヘラでなべ底をこそぎ、フライパンを揺するくらいでいいです。
こまめに混ぜ合わせると、どんどん粘りが出てしまい、
”リゾット”というより”おじや”みたいになってしまいます。

カキの下処理

最初から、海水レベルの濃い塩水で洗うやり方もあります。

レモン

米を煮る時に、お好みでレモン汁を小さじ1~2杯入れても良いです。

あとレモンの皮を擦ったやつを、仕上げに適量混ぜるのも良いです。

食欲をそそる適度な酸味が出て、美味しいです。

のぶ

おうちではカキを和風に食べることが多いと思いますが、

たまにはイタリア風にリゾットで楽しんでみてはいかがですか?