生食用のカキを使ったリゾットを、ご紹介します!
最初に
生食用でも加熱用でもカキのリゾットのことを、イタリア語で
リゾット アッレ オストゥリケ risotto alle ostriche と言います。
今回は生食用のカキを使ったリゾットのレシピをご紹介します。
生ガキならではの美味しさを楽しめるリゾットだよ♪
レシピ
材料 1~2人前
- 生食用のカキ 今回は10粒使いました
- 生米 1合(150g)
- 玉ねぎみじん切り 40g
- 白ワイン 50cc
- ブイヨン 600cc 粉末(固形)ブイヨンの素で作る
- バター 15g
- パルメザンチーズ 10g
- イタリアンパセリ 適量 適当に刻む *ルッコラでも美味しいです
- レモン汁 大1
- EXヴァージン 30cc プラス仕上げ用に適量
オリーブオイル
作り方
カキの下処理
① カキに少し多めの塩をかけて、軽くもみ洗いする
② 汚れやぬめりを水で2回優しく洗い、ザルにあける
生食用でも加熱用でも、カキはこのように軽く洗ってあげた方が良いです。
③ カキの半数を、適当な大きさにカットする
④ カットしたものと丸々粒のものを、それぞれ大1/2のレモン汁でマリネする
リゾット作り
① ブイヨンを作って保温しておく
② 玉ねぎを炒める
フライパンにオリーブオイルと玉ねぎを入れ、玉ねぎが透き通るまで炒める。
③ 生米を加えて炒める
生米を加えて、米が透き通るまで炒める。
④ 白ワインを加える
白ワインを加え、アルコールを飛ばしながら、水分がほぼ無くなるまで炒め合わせる。
⑤ ブイヨンを加えて煮る
ブイヨンは、最初はおタマ2杯分くらい加える。
上の画像のように汁気がなくなってきてプツプツしだしたら
ブイヨンをおタマ1杯くらい加えて煮続ける。
この作業を繰り返す。
時々、なべ底をヘラでこそぎ、フライパンを揺する。
最初にブイヨンを入れてフツフツしてから約18分でアルデンテに仕上がります。
ブイヨンを全て入れる必要はありません。
最後の方は、調整しながら入れてください。
通常少し残ります。
➅ 火を止め、カットしたカキ・バター・粉チーズ・イタリアンパセリを加え
混ぜ合わせる
カキは、汁ごと入れる。
カットしてないカキの汁も入れる。
⑦ 皿に盛り、カキを乗せて出来上がり
ワンポイントアドバイス
生米は決して洗わずに、そのまま炒める
そうすることで米の表面に油膜を作り煮崩れしにくくなり、
リゾットらしいツブツブ感が残ります。
熱いブイヨンを少量ずつ加えていく
冷めたブイヨンを加えると、火の入り方が変わりますし、
余計な粘りも出て美味しく仕上がりません。
ブイヨンを加えてからは、コネコネと混ぜすぎない
時々ヘラでなべ底をこそぎ、フライパンを揺するくらいでいいです。
こまめに混ぜ合わせると、どんどん粘りが出てしまい、
”リゾット”というより”おじや”みたいになってしまいます。
カキの下処理
最初から、海水レベルの濃い塩水で洗うやり方もあります。
生ガキのリゾット、ぜひ作ってみてください!
生ガキ好きの方には、喜んでもらえると思います(^^♪
生ガキは苦手って方は、こっちのレシピで作ってみてね♪