一番ベーシックなリゾットの作り方をご紹介します!
基礎知識
パスタ・ピザ以外のイタリアの料理と言えば、何でしょうか?
リゾットを挙げる方も多いと思います。
イタリア北部は、欧州一の米どころです。
なのでリゾットは、イタリアを代表するお米料理です。
そんなリゾットには色んなバリエーションがありますが、
今回はシンプルで一番基本となるチーズのリゾットをご紹介します。
イタリア語では、リゾット アッラ パルミジャーナ
Risotto alla parmigiana となります。
(正確には、イタリアのパルミジャーノ レッジャーノというチーズを使わないと
そうは呼べません。)
今回は、おうちで手軽に作れるように、その辺で売っているクラフトの
パルメザンチーズを使っていこうと思います。
では、レシピを見てみましょう。
レシピ
材料 二人分
- 生米 一合(150g)
- オリーブオイル 30ml
- ブイヨン 600ml
粉末(固形)ブイヨンを溶かしたもの *あればローリエ2枚加える - 白ワイン 50ml
- バター 20g
- パルメザンチーズ 30g
- 玉ねぎ 40g
みじん切り - 黒コショウ 適量(お好み)
ブイヨンは、スープとして飲んで気持ち薄いかな位な味加減にしてネ。
作り方
① ブイヨンを作り、温かい状態に保温しておく。
② フライパンにオリーブオイルと玉ねぎを入れ、玉ねぎが透き通るまで
中火で炒める。
③ 生米を加えて、米が透き通るまで炒める。
④ 白ワインを加え、アルコールを飛ばしながら水分がほとんど無くなるまで
同じように炒め合わせる。
⑤ ブイヨンをおタマで2杯程加えて、
汁気が減ってきてプツプツしてくるまで煮る。
⑥ 上の画像のように汁気が無くなってきたら、
ブイヨンをおタマ一杯加えて煮続ける。
これを最初にブイヨンを入れてから18分を目安に繰り返すと、
アルデンテ(芯が僅かに残る程度)に仕上がります。
* ブイヨンで煮る際は、なべ底を時々ヘラでこそぎフライパンを揺する。
* 準備した600mlのブイヨンは、少し残ります。
全部使い切ろうとしないでください。
最後の方は加えるブイヨンの量を加減して、下の画像位に仕上げてください。
⑦ 18分経ったら火を止めて、バターとパルメザンチーズを加える。
これを混ぜ合わせて完成です。
皿に移した後、お好みで黒コショウや分量外のパルメザンチーズを
振るのも良いです。
* バター・パルメザンチーズを加える際、生クリームを
適量加え混ぜても美味しいです。
ワンポイントアドバイス
- 生米は決して洗わずに、そのまま炒めること
そうすることで米の表面に油膜を作り煮崩れしにくくなり、
リゾットらしいツブツブ感が残ります。 - 熱々のブイヨンを少量ずつ加えていくこと
冷めたブイヨンを加えると、火の入り方が変わりますし、
余計な粘りも出て美味しく仕上がりません。 - ブイヨンを加えてからは、決して混ぜすぎないこと
時々ヘラでなべ底をこそぎ、フライパンを揺するくらいでいいです。
こまめに混ぜ合わせると、どんどん粘りが出てしまい、
”リゾット”というより”おじや”みたいになってしまいます。
最後に
リゾットは、本当に色んなバリエーションを楽しむことができます。
- トマトのリゾット
- 野菜や肉の入ったリゾット
- サフランを使ったミラノ風リゾット
- キノコのリゾット
- ゴルゴンゾーラチーズ(ブルーチーズ)のリゾット
- シーフードリゾット
- ミートソースのリゾット etc
でも、これらは今後ご紹介することとして、今回はその基本中の基本となる
プレーンなチーズリゾットの作り方をご紹介しました。
まずは、リゾットの基本的な作り方をマスターしていただけたらと思います。
このチーズのリゾット、シンプルですが本格的でお店のリゾットと変わらないので、
是非おうちゴハンのイタリアンレパートリーに加えて加えていただきたいです。
おうちでお店のリゾットを楽しもう♪