今回は、ヘルシーで栄養価の高いほうれん草のリゾットをご紹介します!
基礎知識
ほうれん草のリゾットは、イタリア語で リゾット アグリ スピナッチ
Risotto agli spinaci と言います。
材料も作り方もシンプルですが、とてもヘルシーで栄養価が高く
イタリア人にもお馴染みのリゾットです。
レシピ
材料 二人前
- 生米 一合(150g)
- ほうれん草 一束
- 玉ねぎみじん切り 40g
- ニンニク 二かけ分(6g位)
- オリーブオイル 大2(30ml)
- バター 20g
- ブイヨン 600ml
- 白ワイン 50ml
- パルメザンチーズ 20g
ほうれん草とブイヨンの下準備
ほうれん草
たっぷりのお湯でほうれん草を茹でる。
茹で汁は取って置き、ほうれん草だけ水で冷まし、水気を絞り
包丁で細かくカットする。
*ほうれん草はブレンダー等で完全なペースト状にしても良いです。
ブイヨン
取って置いた茹で汁を600ml計って、お好みの粉末(固形)ブイヨンの素を溶かす。
ブイヨンは熱しておく。
ブイヨンは、スープとして飲んで気持ち薄いかな位が
ちょうど良いでしょう。
ほうれん草の栄養素や旨みが出ているので、
ブイヨンには茹で汁を使うようにしてください。
作り方
① フライパンに玉ねぎ・ニンニク・オリーブオイルを入れ、
玉ねぎが透き通るまで中火で炒める
② 生米を加えて、米が透き通るまで炒める
③ 白ワインを加え、アルコールを飛ばしながら
水分がほぼ無くなるまで炒め合わせる
④ ほうれん草とブイヨンおタマ4杯程加えて
汁気が減ってきてプツプツしてくるまで煮る
⑤ 汁気が減ってきたら、ブイヨンをおタマ一杯加えて煮続ける
これを最初にブイヨンを入れてから18分を目安にして繰り返すと
アルデンテ(芯が僅かに残る程度)に仕上がります。
* 準備した600mlのブイヨンは少し残ります。
全部使い切ろうとせず、最後の方は加えるブイヨンの量を加減して仕上げてください。
⑦ 18分経ったら火を止めて、バターとパルメザンチーズを加え
混ぜ合わせて出来上がり
* 一緒に生クリームを混ぜても美味しいです。
盛り付けて完成!
お好みで、分量外のパルメザンチーズや黒コショウを振ってください。
ワンポイントアドバイス
リゾット作り三箇条だよ。
一: 生米は決して洗わずに、そのまま炒めること
そうすることで米の表面に油膜を作って煮崩れしにくくなり
リゾットらしいツブツブ感が残ります。
一: 熱いブイヨンで適量づつ加えていくこと
冷めたブイヨンを加えると火の入り方が変わり、美味しく仕上がりません。
一: ブイヨンを加えてからは、混ぜすぎないこと
時々ヘラでなべ底をこそぎ、フライパンを揺するくらいでいいです。
コネコネと混ぜ合わせるとどんどん粘りが出てしまい、
リゾットというよりおじやみたいになってしまいます。
ほうれん草は、売ってないスーパーはない程、日本人にもお馴染みの野菜です。
栄養もタップリだし、作り方もシンプルですので、
ぜひイタリアの味をおうちで楽しんでください。