イタリアのデザート・パンナコッタをおうちで作ろう!
基礎知識
パンナコッタ Panna cotta は、イタリア北部ピエモンテ州発祥の伝統的なデザートです。
プリン・牛乳プリン・ゼリー・ヨーグルトなどのスプーンですくって食べる
デザートがお好きな方も多いでしょう。
そんな方にパンナコッタをおススメしたいと思います。
作り方はとても簡単で、それでいて味もお店で食べるのと何ら変わらぬ美味しさです。
しかも余計な添加物も入っていないので、その部分でも安心です。
ぜひ作ってみてください。
レシピ
材料
- 生クリーム 200cc
- 牛乳 70cc
- グラニュー糖 30~32g
- ゼラチン 3g *水で戻す
- バニラエッセンス 数滴
*デザートやケーキなどを作る場合は、通常グラニュー糖を使います。
甘さはお好みで調整してください。
*ゼラチンは今回は板ゼラチンを使いました。硬さはお好みで調整してください。
作り方
① ナベに生クリーム・牛乳・グラニュー糖を入れて中火にかけ、グラニュー糖を溶かす。
沸騰したら火を止め、戻したゼラチンを加えて混ぜ溶かす。
② 茶こしで漉しながらボウルに移す。
ボウルの底を冷水に当てながら冷まし、バニラエッセンスを混ぜ合わせる。
*お店で作る時は漉しますが、おうちの場合は無理して漉さなても大丈夫です。
③ あとはお好みの器に移し、冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がり。
あとは盛り付けて完成!
器に入れたままでも良し
器から出しても良し
容器から出す場合は、100均とかの金属カップの外側をぬるま湯に少しつけてから
ひっくり返して器に乗せる。
ワンポイントアドバイス
トッピングについて
*(ミックス)ベリーソース
一番ポピュラーなトッピングです。
材料
冷凍ベリー 100g
グラニュー糖 25g
レモン汁 適量(味をみて)
作り方
ナベに冷凍のままのベリーとグラニュー糖を入れ、
良い感じのソース状になるまで煮詰め、レモン汁を加えて出来上がり
*フルーツ
季節のフルーツやフルーツ缶をトッピングするのも良いです。
*アングレーズソース
もちろんシンプルにパンナコッタだけで食べても美味しいよ♪
コーヒーパンナコッタ
パンナコッタにインスタントコーヒーを混ぜて、
パンナコッタ アル カフェ Panna cotta al caffè にすることも出来ます。
抹茶パンナコッタ
抹茶を混ぜて、パンナコッタ アル マッチャ Panna cotta al matcha にするのも
日本的で良いと思います。
抹茶にしろコーヒーにしろ牛乳だけを温めながら良く溶かしてから、
他の材料を加えて同じ要領で作ると良いです。
ラム酒など
ラム酒を適量混ぜて、ちょっぴり大人な味にするのもよくあるレシピです。
ブランデーなんかもいいかもしれませんね。
最後に
とても簡単に作れるパンナコッタ。
日本の他の方のレシピを見ると、生クリームより牛乳の方が多いものが
結構見受けられます。
もちろんそれはそれで良いと思いますが、
それはパンナコッタというよりも牛乳プリンになってしまうと思います。
やはり生クリームの比率が多くないとパンナコッタとは言えないように思います。
本場のイタリアでは生クリームだけで作る人も普通にいます。
日本では生クリームは少々お高いので、牛乳を混ぜた方が現実的だと思います。
生クリームの比率を上げてあげれば、より濃厚でリッチな味わいになります。
スーパーやコンビニのデザートは美味しいし、買ってきて食べたら良いと思います。
でも伝統的なイタリアのデザートがこれだけ簡単に作れるので、
たまにはおうちで作るのも良いのではないでしょうか。